期末考査の答案返却が終了し、長い夏休みがやってきました。何年も立教で過ごしている生徒も、やっぱり帰宅は待ち遠しい様子。見送る側としては少しさみしい気持ちもありますが、はじけるような笑顔で空港へ向かう生徒たちを見ていると、また同じような笑顔で戻ってきてくれるといいな、という気持ちになります。
大部分の生徒が帰宅した7月6日の夜、立教には20名ほどの生徒が残っていました。7月7日から11日までの5日間、夏期補習に参加する高3の生徒たちです。あらかじめ希望する授業を選択し、1週間の集中講義に参加します。朝の8:45から90分の授業がはじまり、空き時間は図書館で自習をし、夜は12時に就寝をします。普段よりも長い授業は大変そうですが、生徒たちは集中力を切らすことなく真剣な眼差しで参加していました。主要5科目のみの補習ですが、同じ数学でも理系と文系は別々に授業を行っていたり、英語は和訳演習、語句の解釈、英作文、会話問題など細かく授業が組まれており、苦手を克服したり、受験に必要な授業を自ら選べるようになっています。日本の高校生よりも長い夏休みを有意義なものにしていくために、この1週間の夏期補習は高3生にとって夏休みのいいスタートダッシュとして機能しているようです。
5日間の集中補習も終了し、他の生徒から1週間遅れて本日高3生も全員帰宅しました。まずは1学期の疲れをしっかりと癒し、充実した夏休みを過ごせるよう願っています。