3学期ギター部コンサート〜感動の高2引退コンサート〜
3学期が始まって、早3週間が経ち、立教英国学院は1月30日(土)からブレイク期間に入りました。
2月2日(火)までは、いつもの授業はお休み。
その代わり、アウティング(遠足)があったり生徒会選挙があったり、ちょっぴり特別な期間の幕開けです。
そんなブレイク初日の30日、いつもより1時間ゆっくり起きて、ゆったり過ごす午前中……かと思いきや、何やらホールがにぎやかです。
それもそのはず、今日は学期に1度のギター部コンサートの日だからです。
出演者は朝からリハーサルを行っていました。
開演は午後3時半。
いつも通り軽快なギターの音で始まります。
今回のコンサートは中学3年生と高校1年生の部員にとってはデビューコンサートであり、高校2年生にとっては引退コンサートということもあり、開演時間にはホールにたくさんの生徒が集まっていました。
今日は楽しむぞ!と、気合十分な高校2年生たち。
先学期転入してきたために最初で最後の舞台だった生徒もいれば、中学3年の頃から一心に技術を磨いてきた生徒もいます。
それぞれが思い思いに、好きな音楽を、苦楽を共にした仲間とともに奏でます。
先学期、「来学期は最後だけど、いろいろ忙しいし、出ないでおこうかな…」なんてつぶやいていた生徒も、やっぱり最後は出たいと決意を固めたようで、舞台上では楽しそうに歌っていました。
そんな気持ちの生徒が多かったからでしょうか、今日のコンサートはいつもより出演者が多く、約1時間半続きました。
コンサート終盤、最後のドラムの音が響くとコンサート終了。
「今日は、最後の音を出したくなかった。最後の音を聞きたくなかった。終わってしまうのが寂しかったからです。」
1年間部長を務めた男子の言葉です。
「ここにいる仲間と見てくれている人たち、みんなのおかげでやってこれました。ありがとう。」
部長による最後の挨拶には、この1年間の部活動への思いが詰まっていました。
次のコンサートからは新しい部長が作っていきます。どんなギター部になっていくのか、今から楽しみです。