高等部3年生アウティング 〜 チャーチルの過ごした地下施設を訪問

高等部3年生アウティング 〜 チャーチルの過ごした地下施設を訪問 高等部3年生アウティング 〜 チャーチルの過ごした地下施設を訪問 高等部3年生アウティング 〜 チャーチルの過ごした地下施設を訪問 高等部3年生アウティング 〜 チャーチルの過ごした地下施設を訪問

高校3年生のアウティングは、再びイギリスと戦争について考える外出となりました。

今回訪れたのは、最近映画でも話題になった第ニ次世界大戦時のイギリス首相、ウィンストン・チャーチルにまつわる博物館「Churchill War Rooms」です。

午前中、模擬試験をこなした高校3年生は、12時過ぎにロンドンに到着しました。班別行動で昼食をとった後、クラスごとに「Churchill War Rooms」を訪問しました。

この博物館は、第ニ次世界大戦中にドイツからの空襲を受けたイギリス首相チャーチルが、戦時内閣を安全に運営するために建てた地下施設が元になっています。当時の面影を残しつつ、一部を改修して博物館としています。中には会議室だけでなく、食堂や閣僚の宿泊部屋、チャーチルが当時のアメリカ大統領ルーズベルトに直接国際電話を繋ぐ特別の部屋(トイレに偽装してある)などがありました。チャーチルは首相在任中のほとんどをこの地下で過ごしました。そんな地下の息苦しさから緊迫した戦争中の雰囲気を感じながら、生徒たちは先に進んでいきました。

この博物館の見学にあたっては、事前にHistoryの授業で当時のイギリスの様子やチャーチルについて学習しています。また、さすが最上級生だけあって、みな英語力が高く、ガイドは電話式の英語解説のみでしたが、皆きちんと理解しながら展示を回ることができました。

また、高校3年生は以前のロンドンアウティングで戦争博物館も見学しています。ヨーロッパ、イギリスが大戦の中心地としていかに悲惨な歴史を経験してきたか、そしてその歴史の中でいかに平和を追求してきたか・・・イギリスで学んだ学生としてこれから大学生になっていく彼らにとって、とても大切な学びになったと思います。

見学後は自由行動。買い物をしたり、食べ歩きをしたりして、友達との思い出づくりもしっかりしました。班決めはあみだくじでした。誰とでも仲良く行動できるのは、彼らの良さだと思っています。

帰ってきたらすぐに受験生モード。まだ模試は残っています。その後は中間テストです。受験は大変な道ですが、頑張ってほしいです。