学期末恒例のSpecial English Dinner。英会話(EC)の授業に積極的に参加した生徒に与えられるCREDITSをクラス毎に集計し、獲得枚数が一番多かったクラスへ贈られるご褒美です。今学期は高校3年生がトップの座につき、33名の生徒達がイギリス人の先生方とスペシャルディナーをとりました。
お昼を知らせる鐘がなると、特別なテーブルが設けられたホールに一目散に入ってきたのは高校3年生の面々。美味しそうなデザートやいつもと違う飲み物がセットされたテーブルに次々と着席して記念撮影が始まりました。最高学年が締める赤ネクタイをした高校3年生は、普段はどことなく落ち着いた感じがするのですが、この日の高校3年生はあどけなくさえ思える喜びよう。嬉しさを隠せないニコニコ顔ばかりでした。担任の先生によると、この学年はスペシャルディナーにこれまで全く縁がなかったそうで、これが彼らにとって最初で最後のご馳走となりました。
食前の感謝が終わってサービングが始まってからもその笑顔は途切れることなく、1時間あまりのイギリス人の先生とのスペシャルディナーを十二分に満喫できたようでした。
この日は午前中に最後の英会話授業があり、いつもは細かくグレード分けされたクラスにいる生徒達が一同に集まって英語のゲームを楽しんだそうです。帰宅まで残すところあと4日、来学期は日本での受験の為帰寮しない高校3年生にとっては、この数日が最後の立教生活です。今日のスペシャルディナーは、これから毎日のように続く最後のスペシャルイベントの嬉しいスタートだったようです。