この9月から始まったCollyer’s Collegeへの学期留学。今学期は高等部2年生から3名の生徒が参加しました。Cさんから最終レポートが届きました。
* * *
約四ヶ月間のCollyer’s college での短期留学が今日で終了しました。この留学は、私に異文化を生き、学び、探求する比類のない貴重な機会を与えてくれました。英語面だけでなく四ヶ月間前の自分と比べると、世界をより広い視野から見ることが出来るようになり、人としても成長することができたと思います。私のこの四か月間の日記を振り返ると、最初は授業中先生の話を理解することだけで精一杯、各教科からでる宿題に週末も追われていましたが、三週間ほど過ぎた頃からはだんだんと慣れてきて授業中に発言もできるようになりました。予習もしていたので授業の内容が理解できる喜びを毎回感じていました。毎日が新しいことの連続で様々なこと吸収し、人々の深い類似点を見ながら、文化の違いに気づかされることも多くありました。Media studies では授業中に話題になった事に関して、例えばジェスチャーが伝える意味の違いからテレビコマーシャルまで幅広く日本と英国の違いについて先生から質問を受けて答えるということも何度もあり、そのたびに文化の違いに改めて気づきました。また、日本のように常に時間割にそって行動するのではないので、授業のない隙間の時間、図書館で勉強をしたり街で友達とランチをしたり、時間の使い方は自由です。だからこそ自分自身でメリハリをつけて時間を考える習慣もつきました。英語に囲まれた生活に緊張していましたが、優しくて親しみやすい先生方、友達のおかげで心配する必要なかったと思うくらいすぐに学校生活に溶け込むことができました。ここでできた友達、そして思い出は一生の宝物です。素晴らしい機会をくれた両親と学校に感謝し、この留学で得たことを将来に生かしたいです。