Collyer’s college 学期留学レポート第3弾

Collyer’s college 学期留学レポート第3弾

5月1日(日)夕食後、全校生徒向けにCollyer’s College短期留学報告会を実施しました。

現高等部3年生6名が、2022年3月7日から11日までの1週間、Collyer’s Collegeに短期留学に行ったときのものです。報告会では、それぞれが履修した科目の内容を中心に現地での経験や、日本の教育との違いについて語ってくれました。発表後には在校生との質疑応答を実施し、予定していた時間を過ぎてしまうほど、双方にとって大変充実した時間になりました。今後、最高学年として、進路実現に活かしてくれることを願っています。

以下、6回に分けて、生徒のレポートを掲載します。(3/6)

 
7/Mar/2022 (Mon)
今日は授業がありませんでした。なので自由時間がたくさんあったため、図書館で自習したり中庭にいる生徒に話しかけたりしていました。生徒と話しているときにはイギリスで有名なサッカー選手の話など立教で生徒同士が話す内容と似たようなものをCollyer’s でも話していました。インスタグラムのアカウントを交換したのでこれからも連絡を取りたいです。また、図書館では自習環境が整っていて、本を読む場所というよりも空きコマで勉強するという空間で立教のテスト前のような雰囲気が漂っていました。

 
8/Mar/2022 (Tue)
今日は自分が取った三教科すべての授業がありました。tourismの授業では、自分でチョコレートの味や外箱、デザイン、どの年代に対して売るものなのかをマーケティングの分野的に考えました。木曜日に発表があり、金曜日に実際に工場に行くらしいのですが、僕は金曜日の授業はスケジュールに入っていませんでした。。。businessの授業ではNISSANの工場がBusiness的に良い仕組みをしているなど褒められていて自分には全く関係ないですが日本の企業が認められていてとても嬉しかったです。Englishでは歴史的な面から英語の発音などを勉強しました。日本語でも想像しやすい内容だったのでわかりやすかったです。今日は昨日のように中庭で話しかけるなどの時間はありませんでしたが、授業で横になった生徒に話しかけるなどして友達をつくることができました。

 
9/Mar/2022 (Wed)
今日は立教生が以前Collyer’sに行っていたときのお友達と話す機会がありました。ブレイクの時間に一人でピザを食べていると「君日本人?」と聞かれ、会話が始まりました。彼らは香港人だったのですが英語がとても上手で長い間海外にいるのかなと思ったのですがなんとイギリスに来て半年だそうです。Instagramを交換したのですが、一人に交換しただけで30人ぐらい知らない人も含めてフォローが来ました。また、その殆どが公開アカウントだったので外国人との意識の違いなのかなと思いました。Tourismの授業では、Cadburyの社員だったらどういうチョコレートを作るかなど考える授業がありました。現地の生徒はチョコの味よりも見た目に拘っていましたが、僕はチョコの味に抹茶を入れたりとそこでも考え方に違いがあるんだなと思いました。

 
10/Mar/2022 (Thu)
今日はtoutrismの授業で作っていたDocumentの提出があり、先生に印刷してもらい提出しました。他の生徒は明日のCadburyの工場に行ってそこでの経験も含めて自分の案をまとめて提出して、プレゼンをするというものでしたが、私達は明日で短期留学が終了するために先に提出させてもらいました。日本の抹茶を含めたチョコレートだったので日本の文化を紹介することもできました。Businessの授業ではStockの内容を勉強しました。stockとは在庫のことで在庫は常にある程度持っておかないといけなく、クリスマスやテレビで紹介された後などの急速な需要に対応できるようにいつ在庫を多く持つべきかなどを学習しました。専門用語が多い授業だったので内容理解が大変でしたが、翻訳などを駆使して授業についていくことができました。

 
11/Mar/2022 (Fri)
短期留学最終日でしたが、今日はCadbury Worldという有名チョコレート会社の工場見学に行きました。ロンドンとリバプールのちょうど間ぐらいにあり、Collyer’sからは3時間ほどかかる遠いところでしたが、そこでは実際にチョコレートを作っているところはもちろん、自分たちが解けたチョコレートを使ってデコレーションしたり、4Dの映画館のようなところで実際に自分たちがチョコレートの原料であるカカオであるという目線で解けられたり、パッケージに入れられるところまで映像で見ることができたのでチョコレートの作り方について理解できました。また、お土産コーナーでは実際にヒースローなどで売られている免税品よりも安く買うことができ、一緒に行った生徒もたくさんチョコレートを買っていました。日本ではあまり有名ではないCadburyのチョコレートですが、よく注意してみると時々コンビニに置いてあったりするのでまた買って見たいと思いました。

 
短期留学を終えて
今回のCollyer’s collegeの短期留学ではCovidの関係でホームステイができず、立教からの通学で学校に行っていました。今まではホームステイ先の子供と一緒に学校に行きそのこと同じ授業を受け、同じ時間に帰るという生活を行っていたようですが、今回はその子がいないため自分が受けたいと思う授業を受けることができました。私はBusiness (経済学)、 Travel and Tourism (観光学)、 Englishの授業を受けましたが、どれもとても面白く立教ではあまり専門的に学ぶことが出いない大学の教科だったためとてもおもしろかったです。どの教科も専門用語がたくさん出てくる教科でしたが、H1のときに受けていたBiologyの授業のようにすべてを理解しようとするのではなくある程度専門用語のみ翻訳で理解し、授業を受けることで全体の流れを理解することができ結果的に授業の内容が理解することができる。というように勉強することができました。しかし、ホームステイができないということで友達を作るということに苦戦しました。出発前に岡野先生が1週間だけだから友達を作るというよりも授業の雰囲気や学校の生活のリズムを学んできなさいとおっしゃっていましたが、私としては友だちを作りたいと思っていたのでホームステイではなかったのが残念でした。しかし、初日は授業がなく暇な時間がたくさんあったためできるだけ友達を作ろうとおもい積極的に話しかけようと思いました。やはり言語の壁があるのかなと思い緊張していましたが、実際は目が合うと手を降ってくれるし、どんなときでも自分が挨拶をするとしかえしてくれるひとが大半だったため特に緊張せずに話しかけることができました。また、話しているとその人の友だちが話しかけてくれたり、授業の先生が話しかけてくれたりととても雰囲気のいい学校なのだなと思いました。Covidがあり、いろいろ制限された短期留学でしたがたくさんのことに挑戦でき自信もつき、楽しく有意義な一週間でした。