9月15日、夜に行われたコンサートに先立って、津軽三味線の体験レッスンを行いました。
講師は、ケンブリッジ大学研修の時にも私たちを教えてくださっている一川響さんです。最初は緊張していた生徒たちでしたが、一川さんが和やかな雰囲気を作ってくれて、三味線の持ち方から弾き方まで、ひとつひとつわかりやすく教えてくださいました。そして、みんなで『さくらさくら』を演奏することに!
1時間の体験レッスンはみんな始終集中し、真剣に練習をしていました。一川さんの丁寧な指導を受けながら、一人一人がよく頑張り、最後にはなんとか曲を演奏することができました。
三味線を聞くことが初めてという生徒が多い中で、実際にその楽器の演奏の仕方を学んでからコンサートを聞けたことは、また別の視点での発見があったようです。
体験レッスンに参加した生徒達の体験談を連載していきます。
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三味線ワークショップ
僕はこのワークショップを通して、初めて三味線というものに触れました。このワークショップを受けたきっかけは、先日自分がウクレレを始めて、弦楽器に興味を持ったことにあります。実際に、三味線を手に取ってみると、思っていたよりも大きく、重量感がありました。そのため、持ち方も難しく、弾く前から苦戦してしまいました。弦が3本だから弾けそうだ、と最初は思っていましたが、弦を押さえて弾く以外にも様々なテクニックがあって、想像以上に指が動かなかったです。弾くことに集中していると、持ち方を忘れてしまって頭がいっぱいになりましたし、とても肩が痛くなりました。
一川さんは全然弾けない自分たちを褒めてくれたり、丁寧に優しく教えてくださる方だったので、とても質問しやすく、理解もすぐにすることができました。貴重なワークショップを、本当にありがとうございました。
(高等部3年生 男子)