ラフバラ大学遠征

ラフバラ大学遠征 ラフバラ大学遠征 ラフバラ大学遠征

1月28日(日)に、本校から車で北に3時間ほどの距離にあるラフバラ大学に、本校の有志団体であるI`m Possibleチームと高校2年生の有志のメンバーで遠征にいきました。
ラフバラ大学は、世界のトップスポーツ大学として名高い大学であり、スポーツに携わる人はあこがれる大学の1つです。

当日は、以下のようなスケジュールでした。
・英国女子車椅子バスケットボールプレミアリーグ優勝クラブチーム監督・元英国車椅子バスケットボール代表パラリンピック選手のGeorgeさんによる車椅子バスケットボールの直伝指導。
・トップアスリートが集うAthlete Hotelでの昼食(アスリート用に栄養バランス等全て計算されてました)
・大学施設見学・キャンパスツアー(世界一を誇る研究ラボも特別に見学)
・英国女子車椅子バスケットボールプレミアリーグ・ラフバラ大学会場のホームゲームを観戦(プロの試合を生でみました)

夢のような1日でした。
この尊い経験を、参加した生徒がそれぞれの形で社会に発信したり、還元したりしてくれると信じます。

以下、生徒の感想文です。

今回ラフバラ大学に行って、まずとても印象的だったのは、世界トップレベルの施設です。陸上トラックや、ジム、スイミングプールなど世界を代表するアスリートが使っている施設を見学させてもらえてとても面白かったです。また、パラスポーツ用の研究所では、車椅子の動きを分析したり、義足のより効率的な動きを研究しいたりと、自分が特に興味のある分野だったので、将来こういうことに関わっていくのもいいなと思いました。朝から夜までとにかく充実していて、とても貴重な経験でした。(高校2年生)

まず最初に敷地に入ると、今まで見たことがないほど広い敷地で驚きを隠せませんでした。中の施設に入るとすべてのドアが自動ドアでバリアフリー化してることに日本との違いを感じました。エレベーターのボタンやトイレの扉のボタンはとても低い位置にあり、車椅子の方に配慮したような設計となっていました。他にも、ジムの器具の配置が配慮されていたり、階段があまりなかったりと障がいを持っている方に優しい環境で感動しました。世界に名を挙げる程の大学ということもあってスポーツ施設も整備されており、ご飯もとても美味しかったです!!
夜には車いすバスケットボールの試合を見ました。とても迫力がありお互い本気で試合に臨んでいましたが、選手が倒れてしまったときには、相手チームの人など関係なくみんなが手を差し伸べて起こしてあげているところにスポーツマンシップを感じ心が温まりました。今回の遠征でこの英国でしか経験することのできない貴重な時間を過ごすことができました!またこのような機会があればまた参加したいです!(高校1年生)

みんなが輝ける場所って甘くない。
ジョージさんの現役引退理由を聞いた時、相当衝撃を受けました、パラリンピックなど、障がい者が輝ける場所を提供し、それを私達健常者も親身になって応援するはずなのに、障がい者定義の基準に満たない人は障がい者でもなく、健常者でもないという間で生きているのでした。それを言われた時、どれほど苦しかったことか、それは想像ができないことです。しかし、ジョージさんは選手生命が終わりつつも、その思いをコーチとして託し、優勝や目立たしい功績を作り上げたことに対して、ものすごく感動しました。
よく、どんな人でも輝ける環境を作ると言っている人がいますが、それは、想像しているよりはるかに難しく、全員が納得できるようにするのは厳しいという現実を知りました。(高校2年生)

今回私はラフバラ大学に行くという選択をとって本当に良かったなと思う。もともと移動が長くて疲れそうだという理由だけで参加を希望していなかったが、やっぱり今しかできない経験だと思い参加してみることにした。着いて早速車椅子を使いアクティビティが始まると思うように操作ができずまっすぐ進もうにもうまく進めなかった。でも普段なかなか体験できないことをしているという楽しさがありあっという間に時間が過ぎた。その後も昼食、大学見学と今まで見てきた大学とは一味違い驚かされることばかりだった。中でもカメラを使い細かく分析しているものには興味が惹かれ、スポーツするにもただ目で見て分析するだけではないということに気づき興味深かった。

この貴重な機会はこれから生きていく中でもう一度あるかないかの経験だったので、とてもいい機会となりました。(高校2年生)

今回は世界でトップの体育大、ラフバラ大学にI’m posibleで行けると聞いて行く気マンマンでした。おじもこの大学に行っていて、超有名ないい大学なのですごく楽しみでした。
朝早く起きて、長い1日のスケジュールでしたが、メンバーで楽しい話をいっぱいして向こうについて早速車いすバスケの体験会が始まりました。みんなで車椅子の動かし方やボールの投げ方などの基礎を、ジョージという最高に優しくてかっこいい元選手に教えてもらいました。人生のストーリーもかっこよく、メンタルの強さを尊敬しました。最初は鬼ごっこっぽいものをやったり、すごく早くパス練をして、それを活かしてゲームを始めました。僕は楽しすぎて笑いが収まらないぐらい、やるのが楽しかったし、プレイしてる人を見るのも楽しかったです。パラスポーツというとネガティブな感じがちょっとありますが、普通のスポーツと変わりなく、初めてやる新しい競技だけど存在するスポーツの進化版っていう感じで、もちろん点が入ったときは、普通と同様気持ちよかったです。
ラフバラ大学のツアーもしてもらってキャンパスもすごく広く、僕自身は広々と自由さがロンドンの大学よりいいなと感じました。トップの大学ということで、世界の色んなところから人が集まっており、僕が耳に聞こえた人では「アフリカから来ていて、選択肢も少なく、ほぼ何も知らないままここを選んできた。」という人もいたので、世界の様々な人が1気に集まった魅力的な大学だと感じられました。スポーツの設備は、大きいジム、陸上や走り幅跳び、テニスコート、サッカーピッチ、ホテル、数え切れない設備があり、すごかったです。スポーツだけではなく、エンジニアリングの部門でも有名で大きい建物と博物館もありました。本当に街みたいな感じで、店も寮もたくさんあり、キャンパスとは思えないぐらいの広さでした。そして医学やスポーツ科学のトップでもあるということで、病院の設備も全部揃っているため外に行く必要はなく、世界の最先端の研究も進められていて、パラのための大きい研究室がありました。振動を感じ取る地面や、体の動きを細かく観測するカメラ、車椅子の動きを測るランニングマシンみたいなもの、とにかくハイスペックすぎるものが揃っていて、スマホがすごいとか言っている次元ではありませんでした。ですがすごい高額だったようです。こんなに設備もすごくて、オリンピックなどの優勝者を出している大学でも、ただスポーツが好きという人でも行っているとしれて、とてもおもしろかったです。
車椅子の試合も見て、実際にやってみてみると、スラスラ点を決めて、ぶつかり合い、ドリブルも早く、凄さを実感できました。やっぱり生で試合を見るのもとても楽しく、みんなで応援をして、ホームのチームが点を入れると音楽が流れるのが印象的でした。試合の後は、一緒に写真を撮ったりしました。
僕は今回のラフバラ大学の体験で、トップの大学の凄さ、パラスポーツへの意識、そしてどのような人でも過ごしやすい環境、スポーツの異次元の設備などを実際に近くで見て、触って、見れてとても幸せです。将来行きたいな〜と思えるぐらいになる経験でしたし、人生で一生忘れられないような最高な経験でした。行くために一生懸命企画をしてくれた先生にも感謝しています。(中学2年生)

このまたとない企画に参加することができて、とても良かったです。障がい者も健常者も、当たり前のように一緒にジムを使うことのできる施設があることや全部のドアがボタンを押して開けるシステムになっているため、変に気を使わなくていいという工夫がされていることにも驚きました。大学見学を通して、車椅子バスケ選手がどのように自分の能力を上げていくのか、どのようなマシーンを使って筋トレをするのか、どのようにアクセシブルな環境を自然と作っているのか、考えたこともなかったことを深く考え、知ることができました。また、大学の施設内にいる障がいを持つ方も持たない方もみな揃って自分の将来の夢に対してとても積極的に、そして楽しそうに励んでいる姿がとても素敵でした。(高校2年生)

今回、初めてラフバラ大学に見学に行き、自分の将来に役立つことをたくさん学ぶことができました。実際に車椅子バスケを体験できたのもとても楽しかったし、その後にプロの試合を見ると、レベルの違いを感じました。
また、キャンパス内の散策もとても楽しく、ラフバラ大学に入りたいなって思えるような大学でした。今後もこのような機会があれば、積極的に参加し、多くの学びを得たいと思いました。(高校2年生)

僕は今回ラフバラ大学に行って、純粋にスポーツ科学技術に圧倒された。アスリートは闇雲にトレーニングをした結果オリンピックなどで活躍すると考えていた。しかし食事や環境が大きく影響し、勝つためにはどうすればいいのかを徹底的に研究している姿に驚かされた。片道3時間という他に類を見ないほど長距離の移動だったが、心の底から行ってよかったと思っている。(高校2年生)

今回、僕はこのラフバラ大学遠征を通じて、多くの学びを得ることが出来ました。実際に、行く前から期待は大きかったのですが、それ以上の経験をさせてもらい、プロのコーチであるジョージさんに車いすバスケを教えてもらうことが出来ました。また、教えてもらうだけでなく、これまで出会ったことないような刺激のある人柄に触れることが出来たりもしました。他にも最先端の研究室を見してもらったり、実際に車いすバスケのプレミアリーグの観戦をさせてもらったりと、とても貴重な経験をさせてもらいました。また、経験はもちろんのことですが、実際に関わってくださったラフバラ大学の方々の熱い思いなどを肌で感じることが出来たことがなにより良い学びでした。この学びを活かし、これ以上の学びを見つけ前に進んでいきたいです。(高校2年生)

ラフバラ大学を訪れる前、ラフバラ大学は世界でトップ10に入るスポーツ大学と聞きワクワクとドキドキが止まりませんでした。ラフバラ大学での見学を通していろんなことを学ぶことができました。学んだ一つ目は、ラフバラ大学に着き最初に行われた車いすバスケットボールの車椅子を使ってのlightningの監督との交流会でスポーツでのチームワークは会社や学校でのチームワークにも適用できるということです。例えば、ボールを相手に取られずにゴールに持っていくのには仲間との連携が必要になってきます。その時に、人はパスを成功させる為に名前を呼んでコミュニケーションを取り、仲間がどうしたいかなどの仲間の行動を配慮しながら動く。それは会社や学校でも同じで同じ目標、日常を送ってる者同士が互いのことを理解し、コミュニケーションを取る、そして相手への配慮を大切にする。これの大切さをスポーツが教えてくれることに私は感激しました。

私たちは大学の施設を周り見学しました。中でも印象的だったのは、スポーツをする人の動きを分析できるシステムを備えた場所です。見たことのないような機械がずらりと並んでいて、バスケや、テニス、陸上競技などのスポーツでの動きを分析できるシステムだけでなく車椅子スポーツの動きも分析できるシステムがありました。そこは各選手の動きを分析し、高機能で且つ有能で私も体験してみたいと思いました。ラフバラ大学は僕にとって夢の大学だとも思いました。スポーツするにあたって最高の設備、環境、管理された食事があり今回訪れることができて良かったと思いました。この経験を身近なところや将来に活かしていきたいです。(高校2年生)