今年度の2学期アウティングでは、高等部2年生はオックスフォードを訪れました。
オックスフォードは、立教から車で2時間ほどの場所にあります。街中には古くから残る建造物と新しく開拓された街並みが共存し、伝統的な要素と近代的な要素を兼ね備えた美しい街です。また、イギリス最古の大学であるオックスフォード大学があることでもよく知られています。
オックスフォード大学は900年以上もの歴史があり、ケンブリッジ大学と並ぶ国内トップクラスを誇る大学です。この大学内にある多くのカレッジを訪れ、世界的に名を残す研究者や著名人が学んだ地を大いに満喫してきました。
現地に到着し、まずは班別行動です。それぞれが事前にリサーチしてきた場所へ向かいます。映画『ハリーポッター』の撮影地としても有名なボドリアン図書館のツアーに参加したり、近くのマーケットへ出かけたりと、それぞれの班で事前に計画してきた通りに行動し、楽しむ姿が印象的でした。『不思議の国のアリス』の著者であるルイス・キャロルは、オックスフォード大学の卒業生であり、ここオックスフォードにはグッズが多く販売されているアリスショップというお店があります。多くの生徒が購入するのを楽しみにしていたこともあり、目当ての物が購入できて大満足な様子でした。
全員が集合した後は、ハリーポッターの舞台のモデルになった場所を訪問し、各カレッジ内を巡るツアーに参加しました。学内の寮や食堂、大聖堂などを巡り、特にハリーポッターの撮影舞台のモデルになったとされているChrist Churchの食堂では美しさと独特な雰囲気に圧倒されていました。また大聖堂のステンドグラスに描かれているものも解説され、今まで何となく見ていて気づかなかった細かな描写に気づき、多くの生徒が感動していました。
すべて英語でのガイドでしたが、日頃の学びを活かして自らガイドさんに話しかけたり、質問をしたりするなど積極的にコミュニケーションをとる姿が見られ、充実した時間を過ごすことができたように感じます。
自由時間には、それぞれが計画していた目的を果たすことができ、終始笑顔の溢れるアウティングとなりました。学びの面では、普段の授業や長期休暇中に培った英語力が活かせた有意義な時間となったことでしょう。
限られた時間を有効活用し、多くの学びや経験から得られるものを吸収しようとする貪欲さには彼らの高い可能性を感じます。今後も楽しく様々な経験を積み、大きくステップアップしていってほしいと思います。