Oxford Homestay Programme(前半)

Oxford Homestay Programme(前半) Oxford Homestay Programme(前半) Oxford Homestay Programme(前半) Oxford Homestay Programme(前半)

2023年度ハーフターム(5月27日-6月4日)、4年ぶりに国際交流プログラムを再開することができました。

4つのプログラムのなかの1つである「Oxford Homestay Programme」では、高校2年生16名と高校3年生30名の生徒たちが、オックスフォードにホームステイしながら、毎日貴重な体験をしています。

引率の先生の視点から、日々の様子をレポートしていきます。

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 新年度が始まってから、早くも6週間が経ち、生徒が心待ちにしていたハーフターム国際交流プログラムが始まりました。Covidの影響で、今回が初めてのホームステイの生徒がほとんどです。現地でしかできない様々な体験を通し多くのことを学び、将来に繋がる実りある1週間になることを期待します。

 初日の5月27日は、2時間目まで立教英国学院で通常授業を受講し、3時間目にHR、早めの昼食を食べてから、オックスフォードに向け出発しました。生徒たちはとても楽しみにしていたみたいで、HRや昼食の時間から少し興奮気味で、ワクワク・ソワソワしていました。

 道路が混んでいたこと、オックスフォードの中心地が工事中でコーチが入れなかったことなどもあり、オックスフォードへの到着が少し遅くなりました。研修先であるCIEに到着し、簡単なガイダンスを受けたら、いよいよ各ホームステイ先に向かいます。ぼんやりとイメージしていた「ホームステイ」にようやく実感が湧いたようで、みんな少し緊張した顔つきをしていました。

 さぁ、いよいよ1週間のスタートです。様々なことに積極的に挑戦し、密度の高い充実した日々を過ごしてください。

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 2日目が始まりました。生徒は、月曜日から始まるプログラムに備え、ホームステイ先から、研修先のCIEまで公共バスを利用して、通学の練習をすることになっています。しかし、日曜日ということもあり、それ以外は終日フリータイムです。

 アウティングより自由度の高い貴重な1日を、オックスフォードの街を自由に散策したり、ホストファミリーとゆっくり過ごしたりと、ぜひ有意義に使ってほしいです。

 私たち教員は、CIEの近くを本部として待機したり、市内を巡回したりして、何組かの生徒を目撃しましたが、みな生き生きとしてとても良い表情をしていました。英気を養い、明日からのプログラムを頑張りましょう!

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3日目ー5月29日(月)

ホームステイ先で二晩を過ごし、「けっこうコミュニケーションいけます!」「良くしてもらっていて、とても楽しいです」というペアもあれば、「なかなかうまくいかない…」というところもあり、ふだんの学習が実践に変わって振り返りや挑戦、文化の違いによる戸惑いもあって、考えつつ、挑戦しつつ、いい勉強をしているようです。

バンクホリデーの休日の3日めは、オックスフォード近くのブレナム宮殿で1日を過ごしました。ブレナム宮殿はウィンストン・チャーチルの邸宅です。祖先が軍功を挙げて国王より賜った城でチャーチルは生まれ、後に英国の首相に。200以上もあるという広大な邸宅に、広大な庭園。ちょうど英国はチャールズ三世新国王が即位した年とあって、チャーチル一族の見事な宮殿と共に、国王即位を振り返る展示が見られました。どの部屋も、大きく見事な絵画や鏡、タペストリー、天井の高い部屋ばかり。QRコードで読み取れる音声ガイドも利用しながら見学し、圧倒されて邸宅を出ると、バンクホリデーとあって、宮殿敷地で開かれていた様々な国のフードフェアが開かれていました。食事を楽しみ、宮殿から直接伸びた散歩道を散策しながら隣接するウッドストックの村へ遊びに行く者、ちっちゃな電車に乗って庭園や迷路を楽しみにいく者、などなど思い思いの時間をすごしました。午後には日が出て暖かく、青空が広がり、ちょうどよい気候に。著名な邸宅を見学し、敷地や村をのんびりと散策する、まさに英国らしい過ごし方の、素晴らしい1日となりました。

さあ、明日からいよいよ授業です!