あの茶室はどうなったの? ~立教のお茶室~

あの茶室はどうなったの? ~立教のお茶室~

去年の11月9日にやって来た茶室。覚えていますか? ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)から譲られた30年前の茶室。ひとまず1階の教室に収められていました。 3学期を通じて、少しずつ組み上がってきています。 実は11月に搬入してすぐ、大きな箱を開けて、木材、ジャッキ、障子、礎石...…
春爛漫 ~立教の桜~

春爛漫 ~立教の桜~

春の花といえば、日本なら「桜」。季節と共に様々なモチーフで私達の生活文化の中に根付いています。 英国では春の花といえば、水仙やブルーベルでしょうか。いえいえ、立教にはしっかり「春の花 桜」があるのですよ。 なぜ立教に桜があるのかって? -それは日本から持ってきたからです。 ずいぶん昔のこと…
情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

情景が心に浮かび感動が伝わる作文を書こう!小学校作文授業第3回:「アナウサギ」

 小学校六年生の国語の授業で、星野道夫さんの「森へ」を読みました。自分たちが行ったこともないアラスカの自然、森の様子が、まるで自分たちが足を踏み入れているかのように読み取れ、思わず感動した生徒たち。カメラマンである筆者の撮影した写真も無論イメージの手助けにはなっていましたが、擬音語、比喩表現、問いか…
中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第1回

中3国語で今道友信氏の「温かいスープ」を読んで国際性とは何かを考えました。ー第1回

国際性  国際性と言われても何も思いつかないが、今道さんの作品を読んで思ったことがある。  まず、辞典で国際性を調べると、「外国、外国人とのかかわりかた。自国の常識にとらわれないものの見かた。」とあった。最近よく、「これからは英語の時代。英語ができないと就職もできないぞ。」というようなフレイ…
雨ニモマケズ〈高野晃一チャプレン〉

雨ニモマケズ〈高野晃一チャプレン〉

雨ニモマケズ髙 野  晃 一昨年の卒業終業礼拝は三月十二日、東日本大震災の翌日でした。今年は十日で大震災の一周年の前日です。この一年間、よく用いられた「絆」について話し、礼拝や授業で人の生きる意味を考えてきました。先日も聖書の授業で生徒に原子力発電の今後、廃止か継続かに就いて考え、文を書いてもらいま…
この3月をもって退任された教職員の中から3名の方の退任の辞をご紹介します。

この3月をもって退任された教職員の中から3名の方の退任の辞をご紹介します。

この3月をもって6名の方が退任されました。添田保彦先生(地理 36年勤続)、梅澤司先生(国語 5年勤続)、ラッセル先生(G.C.S.E. Biology 11年勤続)、ミセス・ウッド(校長付秘書 17年半勤続)、男子寮のクリーニングレディースのミセス・ダッドマン(22年半勤続)と、ミセス・ジョスリン…
小学部6年生 卒業スピーチ

小学部6年生 卒業スピーチ

4月から通い始めた立教ですが、もうすぐで一年がたとうとしてます。 初めて来た時、みんな上級生でしかも私より背が大きくて少し怖かったのが印象的です。でもみんな、「こんにちは」とか、「新入生の方ですか」等と話しかけてくれて安心したのを覚えています。 ドミトリーに案内された時、私はハリーポッターの世界…
卒業式に立教学院理事長・立教英国学院理事会議長より頂いたご祝辞をご紹介します。

卒業式に立教学院理事長・立教英国学院理事会議長より頂いたご祝辞をご紹介します。

皆さんご卒業おめでとうございます。 また、ご列席のご両親を始め、皆様に心からお祝い申し上げます。まず、卒業生諸君へお願いしたい事があります。それは今までいつくしみ、育んでくださり、永年に亘り授業料を払っていただいたご両親様に対し、この節目に際し、感謝を申し上げてほしい。 大学の卒業証書を、郷里に…