シンガポール、日本、そしてイギリスの「冬」

シンガポール、日本、そしてイギリスの「冬」

 寒いイギリスから約13時間のフライトを乗り越え、着いた国はシンガポール。 生まれて初めて暖かい国で「冬」を迎えるのはとても変な感じがしました。 ヨーロッパではなかなか見られない不思議な色を組み合わせた数々のクリスマスオーナメントが 町のあらゆる所に飾られていて、とても面白かったです。 …
違う風景

違う風景

朝、とても肌寒く感じて目が覚めた。朝日の昇りはじめた窓の外を見ると、雪が降っていた。 中欧では当たり前の景色だったが、その時の僕にとっては、この雪がとても特別なもののように思えた。 タイミングを逃しちゃダメだ。そう思った。なんのタイミングかもわからないまま着替えると、カメラを手に家を一人飛び出し…
第三学期始業。新たなメンバーでスタート!

第三学期始業。新たなメンバーでスタート!

1月10日(土)、続々と生徒が到着し、立教英国学院はまたにぎやかさを取り戻しました。「久しぶり」と声をかけあう生徒たち。冬期休暇はそれぞれ思い思いに過ごし、リフレッシュできたようです。 そして11日(日)、すっきりとした晴天の中、第三学期始業礼拝が執り行われました。 高等部3年生が学校を去っ…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『沈黙』を読んで

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『沈黙』を読んで

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から銀賞を受賞した高等部2年生の作品をご紹介します。     *     *     *    * 「踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番良く知っている。」神父ロドリゴが踏絵を踏む前に聞いたイエスの言葉。私はこの踏絵…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『斜陽』の恋と革命

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『斜陽』の恋と革命

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から金賞を受賞した高等部2年生の作品をご紹介します。     *     *     *    * 「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。」 これは、この作品の主題となる文章のひとつです。 戦争が終わった昭和二十年、…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品「良い人と悪い人」

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品「良い人と悪い人」

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から金賞を受賞した中学部1年生の作品をご紹介します。     *     *     *    *「良い人と悪い人」 僕が『坊っちゃん』と出会えたのは、3年生です。最初は読む気がなくて、部屋のすみから取り出した難しい本で…
「待つこと」〈林 和広 チャプレン〉

「待つこと」〈林 和広 チャプレン〉

待つこと林 和広 今夏より、妻が里帰り出産をすることになり英国での単身赴任生活を送っています。当初は英国での出産を予定しておりましたが、出産までに種々の検査や準備をする必要があると診断され、家族で話し合った結果、日本に帰国をして日本の医療のお世話になることになりました。先月、予定よりも約一ヶ月早く次…
スクールコンサートに訪れたイギリス人の方々からのメッセージ〈その2〉

スクールコンサートに訪れたイギリス人の方々からのメッセージ〈その2〉

12月4日に行われた本校生徒によるスクールコンサート。地元のイギリス人の方々がいつも楽しみにしていて下さる学期末恒例のコンサートです。今回も100名以上の方々が生徒達の演奏を聴きに来てくれました。その感動をわざわざ伝えてくださった方々からのメッセージをご紹介します。    *   *   * …
中学部3年生補習

中学部3年生補習

12月6日(土)、すがすがしく晴れた青空の下、厳かに始まった終業礼拝。穏やかな昼の光の中、和やかな雰囲気で行われたランチョン。そしてお別れのとき。帰国する生徒たちが次々とコーチに乗り込んでいく姿を見送るのは中学部3年の生徒たちです。中3はこれから一週間補習期間に入るため他の生徒と一緒に帰ることができ…