本校では、年に2回(1学期と3学期)に全校で漢字コンクールを実施しています。対象は、全校生徒と教員。全員に常用漢字すべてを網羅したテキストが配布され、HRでの小テストや、毎日の自習時間に学習し、漢字コンクール当日に備えます。漢字コンクールの日が近づいてくると、だんだんと生徒同士の会話にも変化があらわれます。
「何級まで勉強した?」
「ウルトラCの対策した?」
「あとで問題出して」
など明らかに漢字コンクールを意識した話題です。こうした生徒が1人、2人、3人…と増えていき、学校全体の雰囲気も少しずつ変わっていきます。
今回、高校3年生にとっては最後の漢字コンクールとなりました。そのため、今回こそはと意気込んで勉強に励み、当日の夜に発表される速報に名前が載って喜んでいる生徒が数多くいました。毎年、先輩が努力している姿や話を聞いて、多くの後輩が刺激されているようです。本校の生徒にとって漢字コンクールは正に「チーム戦」です。