期末試験が終わっていよいよ夏休みを迎えようとする6月30日(木)、約80名の地域の方や保護者をお迎えして、立教英国学院チャリティーコンサートが開かれました。
これは毎年1学期末と2学期末に行われるもので、音楽の授業やプライベートレッスンでの練習の成果を発表します。今回は19組の生徒が歌や楽器の演奏を披露しました。
今年は特に、クラシックだけでなくジャズや現代風の音楽をとりいれたり、ピアノ演奏に衣装や振り付けをいれて趣向を凝らしたものにしたりするなど、出演者自身もこのコンサートを心から楽しんでいる様子が伝わる、とても楽しい会になりました。今回が最後の出場になる高等部3年の生徒たちの心を込めた演奏は、特に胸を打ちました。小さいころから練習を続けてきた腕前を披露する生徒もいれば、立教に来てから始めた生徒もいます。経験の有無にかかわらず、200名を超える聴衆の前で発表するというのは、生徒にとって大きな挑戦であり、大きな糧となることでしょう。
また、ステージの裏方、照明係、会場設営や受付といった、陰で開催を支えてくれた生徒たちの頑張りも、このコンサートの成功に大きく貢献してくれました。
会場のお客様にも、「今日はとても幸せな気持ちで眠れます」と言っていただけ、心温まる会になったようです。出演者、応援する仲間たち、そして来てくださる地元の方々、その場にいる全員で素晴らしいときを共にし、音楽が作り出す空間を共有する喜びを感じる一夜になりました。