1月30日(月)、曇り時々雨の天気予報に少々の不安を抱えつつ、高等部2年3学期のアウティングが行われました。今回はロンドンにあるグローブ座の見学と、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の鑑賞を中心に、ロンドン市内を自由に散策する盛りだくさんの一日でした。
朝10時に学校を出発し、昼前にロンドンに到着。すぐに解散して昼食がてら自由行動です。学校では食べる機会のないものをたくさん食べようと、何件もハシゴしておなか一杯食べたと話す生徒が多くいました。学校では同学年で集まって食事をする機会はあまりないので、こうやって友達と好きなものを食べるのが楽しくて仕方がないといった様子です。
午後に再集合して、まずはグローブ座の見学に行きました。ここはイギリスの生んだ偉大な作家のひとり、シェイクスピアの作品を多く上演する屋外円形劇場です。大火による建て直しなどを経て、16世紀当時と同じ設計で再現された木造の劇場の中で、ガイドの女性が生徒の英語のレベルに合わせて、当時から現在までのこの劇場について、わかりやすく楽しく説明してくださいました。
夕食後の自由行動ののち再び集合して、ミュージカル鑑賞となりました。今回観たレ・ミゼラブルは世界的にも有名な作品なので、その名を耳にした生徒が多かった上、昨年度立教英国学院でも、ミュージカル同好会の生徒たちが自主上演したこともあり、興味を持って当日を迎えた生徒が多くいました。ストーリーはもちろん、キャストの演技、歌の迫力、舞台装置や音楽など、一つ一つに感動し、心から楽しんでいました。例え英語が苦手でも、本物に触れることができた喜びは深く心に刻まれたようでした。
終演後、帰校したのは23時55分。それでも興奮冷めやらぬ、思い出深い1日となりました。