4月中旬は、新年度の授業がスタートし、生徒たちは球技大会を間近に控えて練習に励んでいます。学習や行事の準備などで忙しい日々が続いている頃ですが、今年も毎年恒例のブルーベルを見るため、学校の裏側にある森まで散策しに行きました。
イギリスでは珍しく、このところ数日間は天気が良く、晴れの日が続いております。久しぶりのブルーベル見学も天気に恵まれ、今年も例年になく美しい景色が見られることを期待し、楽しみにしていました。
学年ごとに学校の中庭を出発し、生徒たちは目的地まで友人や先生たちと楽しく話しながら歩いていました。道中では、さまざまな植物や晴れ渡った空、遠くまで見える自然など、普段の生活の中にあふれている光景に改めて感動していました。
学内の道にも咲いているブルーベルですが、森に入った途端、まるで絨毯のように辺り一面に広がり、美しく咲いていました。紫がかった青色をしたブルーベルは、濃淡がはっきりとわかるほど広範囲に咲いており、思わず足を止めて見入ってしまうほどでした。
森の中にはたくさんのフォトスポットがあります。生徒たちもカメラを片手に真剣な表情で写真を撮っていました。自然に囲まれた環境で生活をすることが、自慢したくなる瞬間です。
毎日の生活の中でちょっとしたアクセントになるこの行事は、生徒たちにとって良い刺激になっているでしょう。今の環境を思いきり楽しみ、これからも頑張っていこうと思わせてくれる、そんなひと時です。