皆さんはイギリスに来たら何をしてみたいですか? ロンドン観光? それともフィッシュ&チップスの食べ歩き? それともホームステイ?
立教生となった新入生が挑戦してみたいもののひとつが「乗馬」です。4月の英国王室の結婚式でもたくさんの騎馬隊が登場しました。ロンドンを歩くと、騎馬警官の姿をしばしば見ることができます。北京オリンピックでも英国チームは入賞を果たしていますし、立教構内を通過するパブリック・フットパス(公共の散歩道)を乗馬で散策する人も見掛けます。
そう、イギリスならではの乗馬!挑戦してみたくなりませんか。
イギリスでは乗馬は一般的。会員制でもないのでそれほど高くなく、気軽に始めることができます。立教で乗馬に挑戦できるのは金曜日。フライデースポーツの種目の一つなのです。初心者は馬場内での練習に始まり、馬上で身体を回して慣れることから、WALK(なみあし)、TROT(速歩)をじっくり学びます。
基本ができると、すぐハッキング(外乗-馬場を出て、馬に乗って外を散歩すること)です。
完璧にできなくても、ある程度乗り方を飲み込むと、ハッキングに出るのがイギリス流。実践で本当に乗りこなしてゆきます。ハッキングではCANTER(駆歩)で走ることも。立教生が好きなのは、このキャンター。馬でイギリスの草原や森の中を駆けるのは最高に気持ち良い!羊たちがのんびりと草を食むフィールドを駆けたり、今シーズンは青い栗の実やどんぐりに季節を感じ、背高く伸び収穫を待つとうもろこし畑を眺め、カントリーサイドののどかな遠景をとても美しく望むことができます。乗馬部を望む生徒の声もあるものの、兼部であちこちのスポーツに積極的に参加することが多い立教ではちょっと難しい。けれども、今学期からはちょっと新しいことも計画中です。
イギリスで乗馬。のどかな野山と自然の美しさと、もこもことかわいらしい羊たち。素晴らしい体験です。みなさんもいかがですか。