「朝日中学生ウィークリー」に掲載された生徒の記事をご紹介:人へのインタビューで英語徐々に上達

「朝日中学生ウィークリー」に掲載された生徒の記事をご紹介:人へのインタビューで英語徐々に上達

わたしの学校はイギリスにあるキリスト教の学校で、先輩と後輩の仲が良く、とても温かい雰囲気がある。わたしはこの学校がとても好きである。
学校は自然が豊かで、校内にはシカやリスがいる。寮で生活しているが、友だちがいつもそばにいるので寂しいと感じたことがない。また、他学年の人も家族のような感覚がある。
イギリスにあるので、イギリス人の先生もいる。その先生のE.C.(イングリッシュ・コミュニケーション)という英会話の授業の時のことだ。
英語の教科書で英語を学ぶ。初めての時は何を言っているのかまったくわからず、毎日パニック状態だった。しかし慣れてくるにつれて大体の意味が聞き取れるようになってきて、自分のボキャブラリーの少なさを痛感した。
1学期に2回程度外出する機会があり、周りが英語の中で過ごす。自分で話すには絶好のチャンスである。
習った英語を使って近くの村や町の人にインタビューする授業もある。初めは緊張してなかなか話しかけられなかったが、思い切って話しかけると快く答えてくれる人が多く、とてもうれしい。まだペラペラ話せないが、上達できるすばらしい環境があるのが、この学校の特徴の1つである。
わたしは今、自分が日々少しでも成長したいと思うことの楽しさを感じている。そう思えることは、とても幸せなことだと思う。
(中学部2年生 女子)