6月17日(日)に第65回漢字書き取りコンクールが行われました。この書き取りコンクールは全生徒そして先生方も一斉に受けるもので、勉強における最も大きな盛り上がりを見せる行事の一つです。今年はハーフタームが一週間ずれたために、期末考査の一週前の日程となった今回の漢字コンクール。期末考査の勉強の片手間に漢字コンクールの勉強と慌ただしい日々が続きました。また、食事の席では「僕○○先輩に勝つ!」など学年を越えて点数を競う姿が見られました。
さて、本番の日。全校生と先生が一緒にテスト受験をする様子はなかなか見られない貴重な光景です。50分間で100問を解くのですが、そこは全問正解をさせない国語科のトラップがあります。それは93問からの8問は難読漢字を出題する、いわゆる「ウルトラC」が出題されるのです。さらに、止め・はねも国語科の手厳しいチェックが入るために、全問正解は至難の業です。
漢字コンクール終了後は生徒・先生問わず解答に飛びつきます。「あ~、そうだったんだあ」「やったあ!合ってた!!」という落胆・歓声両方の声が飛び交います。
終了後国語科はすぐに採点に取り掛かります。そして、学年ごとに丸つけが済み次第、80点以上の子の名前が「速報」として張り出されます。その紙に群がる立教生。高校生がやはり上位かというと必ずしもそうでもありません。中学生もがんばる子がたくさんいて、M3の女子は95点と高校生顔負けの点数をたたき出していました。
こうして、漢字書き取りコンクールは立教生たちが楽しみつつ、かつ熱心に取り組みながら基礎学力をつける良い機会となりました。