秋晴れのキャンパス ー 12名の新入生を迎えて新学期がスタートしました。

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例年になく天気が良かったイギリスの夏 ー 夏休み最後の数日は冴えない天気が続いていましたが、先生方が学期始めの準備を始める頃から再び快晴が続き、9月7日の生徒帰寮日は新入生達を歓迎するかのような「秋晴れ」となりました。
この日は朝から先生方がロンドン・ヒースロー空港やセントパンクラス駅、ガトウィック空港などへ生徒たちを迎えに行きました。最初の先生が学校を出たのが午前6:50。その後数台のタクシーが学校と空港を行き来したあと、夕方から夜にかけて3台のコーチに分乗して100名以上の生徒たちが帰ってきました。
午前中はゆったりと時間が流れていましたが、昼食後からはイギリス国内生が続々と親御さんの運転する車で到着し始めます。緊張の面持ちの新入生が担任の先生と面接をし、寮や教室で新しい仲間に紹介され… キャンパスを行き交う生徒や保護者の方々が増え始めるといつもの活気がまた立教に戻ってきました。先学期キャンパスのあちこちに植えられた草花は最後の盛りを競うかのように訪れる人たちを歓迎していました。教室棟入口付近のコスモスは驚く程の丈になっていましたが、2ヶ月の休みを経て同じように背が伸びた生徒たちにはビックリ。子供達の成長の早さを実感するいつもの夏休み明けでした。
翌日9月8日、日曜日。寮生活第1夜を明かした新入生達はまだ緊張の様子が抜けきらない様子でしたが、食事の席で少しずつ周りの友達と話し始めて、その初々しい面持ちにも笑顔が覗き始めていました。
午前10時、始業礼拝。チャプレンの説教のあと、新入生一人一人に校長先生から、ブレザーの胸につける校章が手渡されました。立教生になった証しです。
「分からないことがあったらいつでも周りの生徒たちに聞いて下さい。何でも親切に教えてくれますよ。特に赤いネクタイの人たちは高校3年生。立教生活経験値マックスの最上級生ですからね。」
毎学期新入生が入寮する時の校長先生からの励ましの言葉ですが、2学期はこの言葉にも特別の意味がこもります。3学期は日本での大学受験で学校に戻ってこない高校3年生にとって、この学期が長い立教生活の最後の学期となるからです。
かくして、緊張の面持ちでいたのは12名の新入生達だけではなく、立教での最後の学期を迎え人生の大きな転換期に果敢に挑戦しようとしている高校3年生、11月に迫った立教英国学院最大のイベント「OPEN DAY」の準備を執行学年として本格的に進めていく高校2年生…etc. それぞれの新しい目標に向けて帰寮した生徒たちの顔が「秋晴れ」の清々しいキャンパスにはピッタリの新学期スタートでした。