2学期の終業式の前日。英国の午後4時、外は真っ暗。その中にきらきら輝くイルミネーションで装飾されたElmbridgeの施設。そこはお年寄りの方が住むコミュニティーです。そのコミュニティーにはホールがあり、そのホールで毎年立教の生徒がクリスマスキャロルを披露することになっています。
「こ・ん・に・ち・は!」
生徒達が入場すると、観客の皆さんが日本語で挨拶をしてくれました。
そして練習通り、パートごとにステージに並び、前奏は小学生のハンドベル。タイミングを合わせるのが難しいハンドベルですが、とても上手に演奏しました。次に全体の合唱に移りました。どの学年も男女共に素晴らしい歌声を会場に鳴り響かせることができました。今年は英語の曲だけでなく、日本語の曲も含まれており、観客の方にすべての意味を伝えることができたかはわかりませんが、どの曲もイギリスの人たちにおなじみの曲ばかりで、とても楽しんでくださいました。
歌い終わった後には生徒達にチョコレートをプレゼントしてくれました。
「よ・い・お・と・し・を」
最後に観客の皆さんが片言の日本語で私たちに温かい挨拶をくださいました。
今年も良い締めくくりとなり、来学期に向けていいスタートが切れそうな予感がします。