12月7日(土)、立教英国学院は2学期終業の日を迎えました。
2学期は、1学期や3学期よりも心的な面で、生徒たちそれぞれにとって特別な日。それは、高校3年生が実質的に学校を去る日だからです。
全8学年の学校、そして24時間共に生活する全寮制生活の中で、つねに先輩として、後輩7学年を見守ってきてくれた大先輩方。高3生にとっては、入学年度はそれぞれだけれども、長い寮生活の中で、つねに傍にいることが自然だった友人たちと、もう共に生活することはありません。終業礼拝で、高3担任の先生のスピーチに学校生活の様々な局面を思い出しながら、後輩たち、高3生たちそれぞれは、胸に何を思っていたでしょうか。
2学期終業礼拝は思い出と別れの日ですが、一方で、決意の日でもあります。
『大家族生活』の中で直接的であれ、間接的であれ、面倒をみてくれていた先輩方が学校をはなれ、次の学年へのステップまで残すところたった1学期……一人一人の生徒はこれからの学校生活をどのように送ろうと考えたでしょうか。
特に高2生は3学期から早くも最高学年。アコライト、テーブルマスターなど、学校を引っ張る役目を本当に務める日々がやってきます。生徒会や部長、委員長を務めつつ「学校の中心」の自覚を持って過ごした1年から、いよいよ「もう上の学年はない」生活へ。彼らの胸に去来するものはなんでしょう?
12月7日(土)は別れの日。決意の日。
3学期にむかえる生徒たちの様々な表情はどんなものになっているでしょうか。
そしてこの日学校をはなれた高3生たちに次に会う時、彼らはどんな人生を顔にきざんでいるでしょうか。
別れと決意の日は、「スタートの日」。