立教英国学院では、3月11日の朝の礼拝で、東日本大震災を覚えて、春期補習で学校に残った生徒たちで黙祷をささげ、被災された方がた、故郷を離れて生活する人々のために祈りました。すべての犠牲者、そして世界各地の災害や争いの中で生命を失った人々に、永遠の安らぎがありますように。
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「東日本大震災を覚えて」特祷
慈しみ深い神、慰めの主よ、3年を経た東日本大震災を覚えて祈ります。どうか、被災地にある人、避難生活を強いられている人、特に日本社会の中で生きることの困難に苦しむ人、将来の希望を見い出せない人を支えてください。
また原子力発電所事故により、失われた自然と人々の生活を覚えます。故郷を離れて生活する人、危険な作業に従事する人とその家族をお守りください。
そして政治と社会に責任を持つ人々に正しい道を歩ませてください。
わたしたちもまた、これらの苦難をつねに覚えることができますように。日本聖公会「いっしょに歩こう・パート㈼」の働きを強めてください。そしてわたしたちも思いと力を合わせて、共に歩み続けることができるように導いてください。
いのちの源である主よ、東日本大震災のすべての犠牲者、そして世界各地の災害と争いの中で生命を失った人々を、あなたのみ腕の中に抱き、永遠の安らぎを与えてくださいますように。
主イエス・キリストのみ名によってお願いいたします。アーメン
(2014 年2 月 日本聖公会主教会)