今ではすっかりインターネットが発達して、Eメールのやり取りの比重が高くなりましたが、
立教英国学院では、手紙や小包みのやり取りが、ある一定数あります。
Eメールでぱっと送れるからこそ、デザインも様々な切手や、手で書かれた手紙が
ほっと心を温かくしてくれるかのようです。
この切手を立教英国学院では集めています。
呼びかけるのは生徒。
むかし小学生だった時に学んだ「社会協力」の授業。これをもとに始めました。
それ以前にも集めていた使用済み切手ですが、
小学生が収集箱をていねいにつくり、全校に声を掛けて、
用の済んだ切手を切り取ってもらい箱に集めます。
学期ごとに箱を開けて、中の切手を分類。
日本の切手はデザインが素敵で鮮やかで楽しい。
様々な国から来ている生徒もいるので、いろいろな国のかわいらしい切手や
意表をつくデザインもあります。
最後に、送付の手紙を書いたら、日本キリスト教海外医療協力会に郵送しています。
今は中学2年生になった生徒たちが、ぼろぼろになった箱やポスターを処分し、
この3月に新しく収集箱を作り直しました。
全校の先輩がた、後輩たち、先生にも声をかけて、改めて使用済み切手を集めるプロジェクトがスタート。
彼女たちはこれからも有志で続けてくれるそう。
もし気持ちを持って取り組んでくれる後輩たちが入ってくれたら大歓迎だそうです。