先日校内で実施された日本の英語検定試験に続き、今度はケンブリッジ大学の英語検定試験が本校で行われました。期末考査が始まる直前でしたが、例年通り多くの生徒が挑戦しました。
本校では中学生はKey English Test (KET)、中3から高校の最初でPreliminary English Test (PET)、そして高校を卒業するまでにFirst Certificate in English (FCE)の取得を目標に学習を進めています。このFCEは日本の英検で言えば準1級にあたるもの。大学進学にも通用する上級試験です。例年は6月にしか受験できませんが、今年度は日程上11月にも挑戦することが出来ました。特に今年は6月の試験で高校3年生を中心に沢山の生徒がこのFCEに合格したため、それがよい刺激となってか、多くの生徒が受験しました。
週に4時間ある英会話の授業ではSpeakingやListeningを中心に日頃からイギリス人の先生に鍛えて頂き、さらに夜の自習時間にプラクティスブックなどを使って自主的に勉強を進めます。中にはプライベートレッスンのイギリス人の先生に頼んでずっと練習を積み重ねてきた生徒たちもいたようです。
そして試験当日。まずはペアの相手との会話やその場で読んだり見たりしたものを英語で表現することを通して英語運用能力が試されるSpeaking試験。そして次に、日を改めてReading、Writingの筆記試験とListening試験が行われます。上級試験のFCEの場合は朝9時から夕方4時過ぎまでほぼ丸1日をかけて行われるので受験生たちも試験後はクタクタだったようです。
今回が初挑戦だった人、前回のリベンジで再挑戦の人、一つ上の試験に挑戦する人と目標も思いも様々でしたが、期末試験直前にもかかわらずこれだけの試験を受ける意気込みは皆共通。努力の成果が、クリスマスプレゼントとして知らされるのを待ちつつ、今度は学期の締めくくり、期末試験に挑みます。