ぼくは、この冬休みに日本航空の工場見学へ行って来ました。以前から一度行ってみたいなあと思っていたので、とても楽しみでした。
待ちに待った工場見学の日。心配症のぼくは、集合時間よりもとても早く日本航空の工場に着いてしまいました。しかし、早く着いたおかげで、羽田空港から離陸していく飛行機をとても間近で見ることができました。飛行機が飛ぶ「音」だけでなく、「風」も感じるほどの近さは、生まれて初めてです。ぼくは、この時点でワクワク度がマックスになってしまいました。こんなにワクワクしたのは、立教の入学式以来です。
見学の時間になりました。日本航空の建物に入ると、入口で「見学者カード」をもらいました。それを首から下げて、そのカードを使ってゲートを通り、3階に上がりました。
エレベーターを降りると、すぐに操縦や飛行機誘導の体験コーナー、客室乗務員の制服の展示があり、日本航空の社員さん達が普通に歩いていたので、それはまさに日本航空の世界でした。
ぼくは、まずパイロット体験をしました。パイロットの制服を着て操縦席に座っただけで、気分は上空1万メートルでした。飛行機誘導体験もやってみました。ただ両手に旗を持って振るだけの作業だと思っていましたが、予想以上にうでがつかれてしまい、難しいことだとわかり、驚きました。
そして、工場を見学する前に、日本航空の人がスライドを使って、飛行機について説明をしてくれました。
飛行機を点検したり、修理したりする整備工場を見学しました。ちょうど座席の交換をしていました。もう一つの整備工場では、何と通常は見ることのできない、政府専用機の一号機が整備を受けていました。今年の政府専用機の整備は、日本航空が担当しているそうです。
とても貴重な体験ができました。とてもうれしかったです。
(小学部6年生 男子)