4月25日(土)球技大会当日、朝の天気は英国には似つかわしいどんよりした曇り空、さらには小雨がぱらついていました、しかし、今日の立教英国学院には似つかない天気です。起床した後、生徒は外の天気が気になっていたようですが、幸いにも、雨もあがり、予定通り実施することができました。
本校の球技大会は例年、入学式後2週間程で開催されます。新入生が新たに加わり、全校で行う最初の学校行事です。毎年優勝を目指し、熱い戦いが繰り広げられます。全校が赤と青の2チームに分かれて各種目に参加します。高校3年生手作りの赤色と青色のTシャツを身にまとうと、一気に雰囲気も高まります。またそのチームTシャツにメッセージを書き合うというのも生徒同士の間では伝統になっているようです。開会式で各チームの代表が選手宣誓を行うとともに球技大会は幕を開け、まずは、全体競技が2種目行われました。1種目目は青チームが、2種目目は赤チームが勝ち、両者譲らないまま、各種目の試合に移りました。
種目別の試合では、両チームとも、練習の成果を存分に発揮することができ、接戦が多く、見応えのある試合ばかりでした。試合の折々で、相手を尊重する精神、同じチームメイトに声援を送るなど、見ていて温かい気持ちになる場面が数多くあったことは喜ばしいことです。
夕食の後に閉会式が行われ、赤290点、青270点で、接戦を制した赤チームが優勝となりました。そして、各種目のMVPも発表されました。
この球技大会を通して、体を動かすことの楽しさやチームプレーの大切さだけでなく、先輩と後輩が同じチームになることで、立教生としての絆がさらに深まったようです。