中学3年社会科の取り組み part5

中学3年社会科の取り組み part5 中学3年社会科の取り組み part5

今年度の中学3年では、学校史上初めての試みとして第24回日経STOCKリーグに挑戦してきました。大会の内容については、下記詳細をご覧ください。

5月末から5グループにわかれて、クラス内だけでなく、日本の中学生と切磋琢磨してきました。

初めての試みでうまくいかないことも多々ありましたが、小さいことを積み上げることができた結果、全班期限内にレポートを提出することができました。

今回は、それぞれの班長より日経STOCKリーグで学んだことをここで掲載していきます。

◆チーム名:名探偵ニック 班長R.N

僕は日経STOCKリーグに班長として参加することで様々な貴重な経験、そして何より社会貢献について、金融について学ぶことができました。また、期限を守りつつ、より良いレポートを作っていくことがとても大切であり、同時にとても難しいことであると実感しました。

その中でも日経STOCKリーグを通じて学び、これから日本を背負って生きていくために必要だと感じたことが大きく分けて2つあります。

1つ目はこの大会の趣旨でもある、金融や株のことについて学び、金融リテラシーを高めることが大切であることです。今までの自分もしくは金融を勉強しなかったときの自分であったら、日経平均株価や一つ一つの銘柄の株価など目もくれず、”自分は一人の人間として日本という大きな金融経済の中に生きているんだ”という感覚など生まれていなかったと思います。しかしこの活動によって金融を学び、金融リテラシーを少しは高めることができたと思います。これからの社会でお金の巡りや経済が金融によってどのように動いているのかを自分の中の一つの感覚として感じ取ることができました。

2つ目はチームワークの大切さ、コミュニケーションスキルについてです。今回、ここまでレポートが素晴らしい形になったのは、チームのメンバーが一致団結して、お互いのミスを見つけ合いそしてカバーし合うことができたからだと思います。その反面、一人ひとりがしっかり責任感を持ち自分の仕事をまっとうすることができたのではないかと思います。また、コミュニケーションの面では自分の言いたいことがしっかりと伝わらないことがあるとその分手間を取ってしまったり、無駄な時間を過ごしたりしてしまうこともこの活動を通じて痛感しました。

これからの生活、社会に出たときにこの活動で得たすべての素晴らしい経験、知識はこれからも必要であると肌で感じました。これらの経験を今後に最大限活かしていきたいと思います。

Q:日経STOCKリーグとは??

学校教育の場における投資学習の1つのツールとして企画されたコンテスト形式の金融・経済教育プログラムです。2023年度で第24回を迎える歴史ある大会です。チーム内で社会問題の解決をテーマに議論し投資テーマを決め、500万円分のポートフォリオ(10銘柄以上、20銘柄まで)を構築し、30枚程度のレポートを完成させその質を全国の中学生と競い合います。

レポートには、経済・株式投資について自分たちで学習したこと、各チームの投資テーマおよびその決定理由や構成ポートフォリオ、その他自分たちで疑問に思ったこと、もっと調べてみたいと思ったことや学習全体を通じて考えたことなどをまとめます。最優秀賞チームは海外研修旅行にご招待!中学生の段階から生きた経済や株式投資に触れながら、企業を知り、社会を見る目を養うことができます。

本大会の出場校はこちら→https://manabow.com/sl/result/24/contestant/