今年もUCLをメイン会場とした日英高校生のためのサマープログラムがスタートしました。
このプログラムは、2015年にスタートしたもので、今年は第3回目の開催になります。開催の契機は、今から約150年前のペリー来航ののち、長州藩と薩摩藩から英国へひそかにわたった人々が、University College London(UCL)で学んだことにあります。ペリーの来航と日本の開国から150周年にあたる2013年、彼らの偉業を祝福する様々な催しが行われました。そして、その集大成として将来グローバルに活躍する人材を育てるため、日英の優秀な高校生を集めて、主にUCLでサマープログラムを開催しています。
今年は7月21日(金)に参加者が英国に到着し、立教英国学院で二泊。22日(土)に自己紹介や交流のアクティビティを行い、23日(日)にはケンブリッジに移動しました。
朝の出発時には快晴だった英国の天気は、ケンブリッジに到着すると大雨。小グループに分かれてケンブリッジの街で昼食を摂っていると、青空が広がってきました。ケム川でパンティング(舟遊び)をする頃には、水面がきらきら光って、気持ちのよい天気に。滞在するコレッジ(大学寮)の庭も、雨を含んでしっとりと美しい佇まいを見せてくれました。
この2日間は体調を整えながら、お互いに親交を深め、英国を少しずつ見てきました。いよいよ明日から本格的なプログラムがスタートします!