長州ファイブゆかりのUCLで東日本大震災被災地の高校生達がプレゼンテーションをしました。

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この夏、ケンブリッジ大学で行われたサイエンスワークショップ(クリフトンサイエンストラスト/立教英国学院共催)に参加するため、東日本大震災の被災地域を代表し、福島県、宮城県、岩手県より9校、21名の高校生、9名の教員が来英しました。

震災より2年が経過し、復旧、復興が進みつつありますが、まだまだ解決しなくてはならない問題は山積しています。将来の日本の復興を担う若い高校生が体験した震災、原子力発電所事故、その後の放射能汚染、そして将来への展望を、自分たちの口から直接英国の皆様にお伝えしたいとの強い希望から、この高校生達がケンブリッジでのサイエンスワークショップに先立ち、ロンドン大学UCLにて英語でのプレゼンテーションを行いました。

本校からもロンドン在住の生徒達や保護者の方々、教職員など多数がこのシンポジウムに参加し、この後本校に滞在して行われたプレワークショップに先立ち東北の生徒達と親交を深めました。

今年は伊藤博文ら長州藩から訪英した5人がロンドン大学UCLに留学して150年となる記念の年でもあります。日英交流150年を記念する意味もこめて、長州ファイブゆかりのUCLを会場として開催されたこのシンポジウムには数多くの方々にご来場いただき、また多くのコメントを頂戴しましたので、その一部を以下にご紹介致します。

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” 日本から多数の学生が来英して元気よくプレゼンを行い、英国に住む私たちに決して忘れてはならない福島の災害を改めて呼び起こしてくれた。忘れてはならない。彼らの元気な姿が胸にやきついている。”

“実際に被災し、今も避難生活を送る高校生の言葉で語られる現実と感情に、はっとさせられる点が多かった。遠く離れた英国から思うより、現地の学生や若者が前向きな気持ちを持っていることがわかった。それが復興の大きな力になると思う。がんばってほしい。
Thank you for your presentation.”

” 若い可能性を大事にしたいと改めて感じました。本当にお疲れ様です。”

“日本にいると、3.11を横浜で経験したにもかかわらず、あの日を忘れていっている自分に気づきます。こうして長州ファイブ150周年の記念のときにここにいることができて有難く、感謝の気持ちでいっぱいです。彼ら、彼女ら高校生がいてくれる限り、復興が進んでいくことと思います。私たちも震災のことを忘れず、サポートしていきたいと思います。高校生の工夫の凝らされた発表に頼もしさを感じ、感動させていただきました。皆さん、ありがとうございました。”

” 皆さんそれぞれすばらしかったです。大変なことが多いでしょうが、貴重な体験を活かし、東北をより魅力的な場所にしてください。東北を発信し続けてください。私たちも応援しています。”