火曜日に来校して、水曜日の朝から学校生活に参加した短期留学生の皆さん。授業への参加と最終日のプレゼンテーションの準備、毎日早起きで忙しい日々を過ごしましたが、週末になってようやく時間に余裕ができてきました。といっても、日曜日にはもうお別れです。あっという間の短期留学。昨夏に立教から向こうへ短期留学し、今回お世話役にまわった女子生徒たちの企画で、彼女たちのために放課後の時間を使ってミニ・イベントが開かれました。
ひとつは剣道部・茶道部による伝統文化紹介の催し。
剣道部員はきちんと胴着を着て防具を着けて、実際の剣道の取組みを披露しました。臨場感迫る立ち会いはきっと興味深かったことでしょう。
茶道部の点前の披露と、抹茶を点てる体験。お菓子は羊羹のほかに、干菓子もあわせて用意してみましたが、やはり干菓子の方が味わいやすい様子。一人一人釜からお湯を汲んで、抹茶を点て、お菓子を味わいました。
もうひとつは高2で行ったかるた大会。
土曜の夜に行われた交換留学生によるプレゼンテーションの残り時間を使って、犬棒かるた(ことわざを使ったかるた)で遊びました。日本語を学んでいる彼女たちは、ひらがなは十分に分かり、漢字も書けます。高2ホームルームで行う漢字小テストでは、やさしめに用意したテストをかなり書いていたほどです。犬棒かるたは普通のかるたと同じで、取り札はひらがな50音の1文字ずつを区別するもの。共に遊びつつ、身につけた日本語力をいかしてのレクリエーション。熱心に取る彼女たちに段々負け始め、思わず本気になってやってしまう立教生。結果は交換留学生の一人が14枚を取って見事に一番。拍手に包まれ、一緒に夜ブレイクの飲み物・お菓子タイムに出掛けていきました。