2学期が終わって

2学期が終わって

2学期はあっという間だった。少なくとも、期末テストが終わった後はそう思った。しかしフィリピンに戻ってきてからの、なかなか治ることのなかった時差ボケや、みんなの顔を見られないことへの違和感や物足りなさが、2学期の長さ、そして充実感を物語っていた。 イギリスという異郷に3ヶ月間。今思えば体力がもった私…
意識

意識

冬休みを終えて、またこの立教英国学院に帰ってきた。そこには先学期まで赤ネクタイをつけていた高3の先輩たちの姿はなかった。寂しさや味気なさを感じると同時に、僕らH2にはプレッシャーが重くのしかかってきた。 3学期はどの学年においても個々の意識の転換が求められる時期であると僕は思っている。特に僕らH2…
3学期始業礼拝を執り行いました。

3学期始業礼拝を執り行いました。

冬本番の冷たい風が流れる1月7日、3学期始業礼拝を執り行いました。 高校3年生と中学3年生の受験生を除いた生徒たちだけでのスタートです。 尊敬する先輩たちがいないことの心細さもありますが、在校生にとっての3学期は、1学年上の学年に進むための準備という重要な学期でもあります。 高校2年生から…
これから

これから

「おせちって、どんな意味があるのかな。」 おせちを食べていて、ふと思ったことを家族に聞いてみた。家族は首をかしげて、 「そういえば、伝統的な食べ物なのに意味を考えたことがなかったね。」 と言いました。食事を終えてから、みんなでおせちのことを調べてみると、たくさんの意味や由来があってびっくりしま…
2学期を振り返って

2学期を振り返って

今思い返してみれば約3ヶ月は本当にあっという間だったと思います。これからまた学校生活が始まるのかと憂鬱な気分で車に乗り込んだ日をつい数日前のことのように思います。 この学校に入ってきてからちょうど1年が経ち、2週目になって少し慣れてきて余裕が出るようになってきました。高い授業料の元を少しでも取…
当直

当直

「チリンチリン」 そう、これが与えられた仕事だ。毎朝、みんなより早く起きてすべてのドミトリーの電気をつけ、みんな起こすというもの。 高1の入学したての頃、朝にこの鐘の音を聞いた時はびっくりした。学期の最初の頃はすんなり起きることができるけれど、期末が近くなってくると、もはやこの鐘の音は不愉快なも…
劣等感

劣等感

高1の2学期、バスケットボール部の最後の試合が終わり先輩たちが引退した。自分はその試合に出られなかった。理由は単純、下手だったから。 僕は立教に入って初めてバスケットボールをした。今までバスケットボールなんてしたことはなかったし、体育でも避けていたほどだった。しかも同じ学年の2人はゴリゴリの経験者…
司会パンフレット

司会パンフレット

今学期は司会パンフレットの活動が先学期よりも多かった。今学期の1番の大仕事はオープンデイのパンフレット作りだったと思う。私は高校1年生の時から司会パンフレット係ではなかったので、パンフレットを作る仕事は今回が初めてだった。パンフレットはオープンデイに来てくださったお客さんや全校生徒など、多くの人のも…
新生活を始めて

新生活を始めて

日本を離れ、期待と不安を胸に一方踏み出したあの日から、もう1ヵ月以上経ったのかと思うと、月日が流れるスピードの速さを感じます。少しずつこの学校での生活に慣れてきたところで1ヵ月前のことを振り返ろうと思います。 正直、この学校に来た日は、ずっと家に帰りたい気持ちと早く慣れようとする気持ちとの葛藤でし…
高校2年生

高校2年生

2学期は私にとってとても忙しく、あっと言う間に時が過ぎていく。それと同時に私たちの役目が終わっていく。高校3年生になってもいろいろ仕事はあるが、高校2年生での委員会や係本部などとはまた違ったものだ。高校1年生は下から支える立場であって、また違っていた。高校2年生はそれだけ重要な学年である。 私は中…