最後のオープンディ

最後のオープンディ

僕は中学1年の時からオープンディを経験している。今年が一番苦労したが、振り返ると非常にクオリティーが高い作品を作ることができたと思う。僕にとって、今年のオープンディは最後でもあり、チャレンジでもあった。大きく、難しい目標をやり遂げることができた。僕のオープンディ魂はすっかり燃え尽きて、これからは高校…
家のある場所

家のある場所

2ヶ月。普通の学校より長い夏休み。しかし長いと感じるか短いと感じるかは人しだいだろう。普通は充実していれば短く感じ、そうでなければ長く感じるのだろう。だが僕は充実していたのに夏休みを長く感じた。 そう感じたのにはいくつか理由があると思うが、一番の理由は、家族の影響だろう。この学校に来て一学期間…
感じるもの

感じるもの

今回、僕は三回目となるオープンデイを迎えました。今回のオープンデイは今までとは違い、大人数での作業となりました。そのため去年できなかったことが今年はできるんじゃないかとわくわくしていました。しかしそれ以上に、高校生との人数差が減ったため、去年は感じなかったプレッシャーがのしかかってきました。 …
オープンデイ準備期間

オープンデイ準備期間

私にとって準備期間は忍耐の連続でした。準備期間に入る前、私は1週間勉強に手を付けずクラス企画に没頭できることに喜びを感じていました。準備期間の初日も軽い気持ちで作業に取り組んでいました。しかし、2日目、背景を体育館で塗っている時、全身で思い知りました。『この作業を1週間続けるというのはどれだけの体力…
感謝、感激のオープンデイ

感謝、感激のオープンデイ

 「総合優勝は......」 太鼓が鳴り響いている時、私の心拍数も鳴り響いていた。口では、「オープンデイのクラス企画は嫌い」と言っていた自分は、いつの日か大好きになっていたことに今年気が付いた。そして最後だから優勝したいと思うようになった。クラスみんなも同じだった。  「原爆」という難しいテ…
最後で最高のオープンデイ

最後で最高のオープンデイ

最後のオープンデイは、今までで一番難しくて、大変で、辛かった。しかし、今までで一番、みんなで考えて、真剣に取り組んだ、最高のオープンデイだったと思う。  クラス企画のテーマは、広島に落ちた原子爆弾についてだった。今年は、第二次世界大戦が終了して、ちょうど70年目ということもあり、このテーマに決…
MEMORY

MEMORY

 「総合優勝は......高等部2年2組!!」 これを聞いたとき、クラスのみんなから笑顔があふれた。その中で嬉しさのあまり泣いている人もいた。この笑顔や涙の裏側にはたくさんの思い出、MEMORYが隠されている。  オープンデイ準備期間。私は生徒会の仕事をこなしつつ、クラス企画にも参加した。今…
縁の下の力持ちとして

縁の下の力持ちとして

オープンデイの主役はクラス企画やフリープロジェクトだが、それらをいろいろな角度から支えている人たちがいる。係本部だ。そのいくつかの係本部の中の一つに会計がある。「会計」、その言葉だけだと事務所の中でカタカタ計算機を使っているようにしか考えられないが、立教英国の「会計本部」は少し違う。  中学3…
終わりよければ

終わりよければ

 オープンデイのあった2015年11月1日は、とても短い一日だった。クラス企画やフリープロジェクトでテーマを決めてからの約4カ月が、すべてこの一日のためのものだったと思うと、目標を達成して嬉しいような、終わってしまって寂しいような、そんな気持ちの自分がいる。  自分が選んだフリープロジェクトは…