心新たに出発しなければいけないと思わされた充実した冬休み

心新たに出発しなければいけないと思わされた充実した冬休み

ぼくの冬休みは、夏休みと同様留守番に始まり留守番に終わった。でも冬休みといえば、クリスマスやお正月というイベントもあり、皆がそろう事ができるので楽しみがあり、待ち遠しかった。 心待ちにしていた最初のイベントは、卒業した小学校のクリスマスオペレッタとページェントを見に行けた事だ。妹も裏方の演奏者…
人生最後の南米旅行

人生最後の南米旅行

冬休み。僕がブラジルに帰る最後の休みだ。春には日本への本帰国が決まっている。外国に居住している間、休暇の時には毎回旅行をしてきた。もしかすると、これが家族との最後の旅行になるのかもしれない。今回は6泊7日でブラジルの隣国、アルゼンチンへ渡った。 南米のパリと呼ばれる、アルゼンチンの首都、ブエノ…
冬休みの思い出

冬休みの思い出

「家族の事も信用出来ないなんて、家族じゃない、同居者だよ!」 自分の手が震えているのが分かった。それは冬の夜だったからかもしれないが、多分、自分が怖かったからだと思う。たくさん傷つけているけど、いつもゆるしてもらって、そして優しくしてくれる。自分はもしかしたらこういう親の接し方に調子に乗ってい…
第三学期始業。新たなメンバーでスタート!

第三学期始業。新たなメンバーでスタート!

1月10日(土)、続々と生徒が到着し、立教英国学院はまたにぎやかさを取り戻しました。「久しぶり」と声をかけあう生徒たち。冬期休暇はそれぞれ思い思いに過ごし、リフレッシュできたようです。 そして11日(日)、すっきりとした晴天の中、第三学期始業礼拝が執り行われました。 高等部3年生が学校を去っ…
深まる絆 〜 2014 Open Day 〜

深まる絆 〜 2014 Open Day 〜

「はぁ。オープンデイかぁ。ついにこの時期が来ちゃったよ。」 私の周りの人が言っていた。正直私もその中の一人だ。私は別にオープンデイが嫌いなわけではない。しかし、私の場合友だちとの関係が悪くなってしまうことも多い。毎年毎年、「おまえはオープンデイになると怒る。笑わなくなる。」と言われる。自分自身は、…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『沈黙』を読んで

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『沈黙』を読んで

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から銀賞を受賞した高等部2年生の作品をご紹介します。     *     *     *    * 「踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番良く知っている。」神父ロドリゴが踏絵を踏む前に聞いたイエスの言葉。私はこの踏絵…
オープンデイを終えて

オープンデイを終えて

昨年までは、金子先生に頼ってばかりで、あまり私たちで仕上げた!という感じではなかった。文章も書かなかったし、模型も作らなかった。だから、正直今回も不安でいっぱいだった。中学最後のオープンデイとして、中三全員の力を出し切って、賞はもらえなくても、後悔がないものにしたかった。 一学期にテーマを決め、休…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『斜陽』の恋と革命

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品 『斜陽』の恋と革命

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から金賞を受賞した高等部2年生の作品をご紹介します。     *     *     *    * 「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ。」 これは、この作品の主題となる文章のひとつです。 戦争が終わった昭和二十年、…
夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品「良い人と悪い人」

夏季休暇中読書感想文 金賞受賞作品「良い人と悪い人」

終業礼拝で夏休みの読書感想文の優秀者、金賞2名と銀賞1名が表彰されました。その中から金賞を受賞した中学部1年生の作品をご紹介します。     *     *     *    *「良い人と悪い人」 僕が『坊っちゃん』と出会えたのは、3年生です。最初は読む気がなくて、部屋のすみから取り出した難しい本で…
「待つこと」〈林 和広 チャプレン〉

「待つこと」〈林 和広 チャプレン〉

待つこと林 和広 今夏より、妻が里帰り出産をすることになり英国での単身赴任生活を送っています。当初は英国での出産を予定しておりましたが、出産までに種々の検査や準備をする必要があると診断され、家族で話し合った結果、日本に帰国をして日本の医療のお世話になることになりました。先月、予定よりも約一ヶ月早く次…