「分かち合うこと」〈林 和広 チャプレン〉

「分かち合うこと」〈林 和広 チャプレン〉

分かち合うこと林 和広 昨年の三月から英国での生活を始めて約一年が経とうとしています。月日の流れの早さを感じます。私も家族も全てが新しい体験の連続で、戸惑いもありながらも何とか一年を過ごすことができました。学院での教員や生徒との交わりを通して色々と学んだ一年でもありました。新生活を始めるということは…
〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第3回:立教英国学院で学んだこと

〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第3回:立教英国学院で学んだこと

私は立教英国学院のおかげで、いろいろな事を学ぶことができました。 例えば、オープンデー。意見の食い違いでもめたり、うまくクラス全員がまとまらなかったりで、大変な時もありました。でも、お互いが助け合ったり慰め合ったりして、完成させた時は嬉しかったし、今まで感じたことのない達成感を味わえました。そして…
ミレースクールとの交換留学:「一緒に同じ時間を楽しむ」 

ミレースクールとの交換留学:「一緒に同じ時間を楽しむ」 

 ミレースクールとの交換留学は、様々な経験と、第二母国語の楽しさを教えてくれました。  ロンドンに住んでいた頃は何度かサマーキャンプに参加して色々な国の子と英語で話していましたが、今回は五年ぶりの体験で緊張しました。けれど一日も経つとかなり仲良くなるもので、頑張って拙い文法知識を駆使して、今思…
〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第2回:立教生活で学んだこと

〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第2回:立教生活で学んだこと

私にとってこの1年間は、中学生活で最も充実した1年だったと思います。初めて親元を離れ、しかも遠い異国の地で1年間寮生活を送ったことは一生の思い出にもなると思います。 最初のうちは寮生活を過ごしていて、不安や困難なことが多くありましたが、やはり寮生活だからこそ出来ることがあるのだと、気づかされました…
〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第1回:立教生活

〈さよなら香蘭生!”立教で過ごした日々を綴る” シリーズ〉第1回:立教生活

私は1年間だけ立教生として中3を過ごしました。私にとってこの1年は長く、短く、重要で大切な1年間でした。 私が立教に来た時 ー 今思えばすごく前のように感じます。会ったばかりの人と一緒に寝て起きて、一日中誰かと一緒に過ごす生活。初めての経験でした。自分では自立しているつもりだったけれど、最初はすご…
「東日本大震災を覚えて」

「東日本大震災を覚えて」

立教英国学院では、3月11日の朝の礼拝で、東日本大震災を覚えて、春期補習で学校に残った生徒たちで黙祷をささげ、被災された方がた、故郷を離れて生活する人々のために祈りました。すべての犠牲者、そして世界各地の災害や争いの中で生命を失った人々に、永遠の安らぎがありますように。    *   *   …
別れを惜しんだ卒業終業礼拝

別れを惜しんだ卒業終業礼拝

 3月8日(土)に卒業終業礼拝が行われました。この礼拝はその名の通り、終業式と卒業式を含みます。今年度は小学6年生が3人、中学3年生が29人、そして高等部3年生32人が卒業を迎えました。卒業証書をもらう一人ひとりの姿には、入学して以来の「成長」が改めて感じられました。日本国大使館の川村総領事と校友の…
「言葉にできない」〜交換留学で切に感じたこと〜

「言葉にできない」〜交換留学で切に感じたこと〜

 気持が、思っていることが、一つ一つ全て伝えることができないことは、こんなにももどかしいなんて。今回の交換留学で切に感じたことである。  私はフィービーという15歳の女の子とバディを組んだ。私より一つ年下とはいえ、180cm近い身長と、私たちから見たらとても大人びた顔立ちで、むしろ年上に思えた…