緊張と感謝

緊張と感謝

私にとって、これほど長かった1週間はなかったのではないだろうか。いや、そういえば立教に入学した最初の1週間も長かった。同じくらいだと思った。今、冷静になってわかる、2つの時期の共通点、私は極度に緊張していた。 オープンデイ準備期間初日の教室移動が終わり、ガランとした教室を見た時、緊張・焦り・不…
勝負の前の勝負

勝負の前の勝負

 小さい頃からバスケットボールを続け、現在もバスケットボール部に所属する自分にとって、試合に負けるというのは何よりも悔しいことだ。それはバスケだけに限らず、他のスポーツでも、もはやそれがスポーツでなくとも、それに対し、真面目に取り組んだ人間にとっては当然のことだろう。  しかし、その悔しさを自…
日本の街よりあたたかい雰囲気を感じることができた「驚きと感動のアウティング」

日本の街よりあたたかい雰囲気を感じることができた「驚きと感動のアウティング」

私はイギリスに来て初めて本物のイギリスを体感した。イギリスの中の大都会の一つであるオックスフォードはアジア人が多くうるさく、街が汚いイメージがあった。しかし本物はアジア人は少なく、上品なにぎやかさがあり、きれいな街だった。建物は現代的な建物と昔ながらのものが混在していて独特な雰囲気をかもしだしていた…
世界につながるオックスフォード

世界につながるオックスフォード

私が今回のアウティングで感じたこと。それは、オックスフォードは世界につながる場所だということだ。 オックスフォードには世界各地から賢い学生が集まる。大学都市であるが、工業や観光業が盛んでもある。やはり街を歩いていると、多くの観光客と出会った。なぜこんなに人をひきつける力を持っているのだろうか。…
オープンデイで得たもの

オープンデイで得たもの

 結果から話すと、僕たち高1-1組はオープンデイのクラス企画で何の賞も取ることは出来なかった。確かに他のクラスのレベルは高かったが、高1-2組は総合部門で優勝し、高2も賞をたくさん取っており、高等部で何にも呼ばれなかったのは僕たちだけだった。  悔しさよりも、悲しさよりも、僕の心に湧いた一番の…
DANCE PROJECT ー無我夢中でダンスに打ち込んだ日々ー

DANCE PROJECT ー無我夢中でダンスに打ち込んだ日々ー

 立教最大のイベント、オープンデイ。去年と今年とではかなり心持ちが違った。クラス企画もそうだが、ここではフリープロジェクトについて書こうと思う。高一の時はただ純粋にダンスがしたくてダンス企画に入った。踊ることが楽しくて、放課後が待ち遠しかった。しかしいざオープンデイ当日になると、表情は堅いし、踊りは…
午後の紅茶

午後の紅茶

僕がこの立教英国学院に来て、二年が経った。中学三年生だった自分がもう高校二年生になったのだと思うと、時間が過ぎてゆくのは早いなぁと感じさせられる。最初は驚きと発見の毎日だったけれど、今では全てが当たり前のように生活している。でも今回のアウティングで、二年間自分がまだ体験していなかったイギリスの文化に…
アウティングで得たもの :ドキドキ感とワクワク感が折り重なる感覚

アウティングで得たもの :ドキドキ感とワクワク感が折り重なる感覚

このアウティングは僕にとってまともな英語の知識を持って話す初めての外出となりました。そして、普段使っている日本語が無い一時は新鮮さも与えてくれたものでした。  一番英語に触れることができた時間は、ガイドのゴードンさんの話を聴いている時でした。慣れない英語に耳を傾けていた時は、まるでアクション映…
「温故知新を実感したアウティング」

「温故知新を実感したアウティング」

 今回のアウティングで私達中学三年はカンタベリーとブルーウォーターに行きました。  正直私はカンタベリーについて全く知らなかったので、楽しめるかどうか少し不安でした。もちろんカンタベリーと言えば大聖堂で有名な場所です。私達はまずそこへ向かいました。中に入ると思ったほど見物客は居ませんでした。それも…
高等部1年生 ケンブリッジアウティング:「魅力がたくさん」

高等部1年生 ケンブリッジアウティング:「魅力がたくさん」

正直な話、今回のアウティングにはあまり期待をしていなかった。学校の外に出られることは嬉しい。が、「大学の中に町がある」という、よく分からない場所で1日を過ごす... 想像は全くできないし、魅力もあまり感じなかった。「たいした感動も無く終わるんだろう。」というのが私の前日の思いだった。 バスに3…