「終わっちゃったのか」
これは僕が自己ベストをだしてFinishの門をくぐったときに思ったことです。
なぜそう思ったのか?それは、陸上というものが個人競技ではなく
「チームスポーツ」であることに気づいたときからでした。
時を振り返り、この大会にエントリーしたときから自分の陸上人生が始まりました。陸上と一切本気で向き合ったことのない人間がいきなり、 10K。正直不安しかありませんでした。月日が流れ、練習会に参加して、段々と回数を重ねている内に仲間と士気を高めたり、お互いを気にかけたりといままでにないスポーツの素晴らしさを実感することができました。ひとりじゃないとわかった瞬間から自分の意識が変わりました。そこから全員でタイムを更新していき、ついに本番。
スタートの瞬間から大盛りあがり。こんな経験をしていいのかと自分を疑いつつも気持ちをいい方向に高め、仲間と共に自己ベストを更新すると誓いました。走ってるときに感じたのは、ずっとこのままがいいなと。
僕は、もちろん記録を気にしますが、それ以上にこのロンドンマラソンの練習過程だったり、経験をしっかりと自分の財産にしていきたいと思います。
最後に、最初から最後まで支えてくださった金子先生を始めとする先生方には感謝しかありません。金子先生がいなかったらきっとこのような経験もできなかったですし、自分の一生の財産です!!
貴重な経験をありがとうございました。
また機会があれば一緒に走ってください〜!!
高等部1年男子