私は中学1年生からイギリスにある立教英国学院で生活しています。1年前、中1だった時、そもそも私がなぜこの学校に入ったのか、なぜわざわざ飛行機に12時間も乗りこの学校へ来ようと思ったのか、自分でもよく分かりませんでした。それに、地元にいる親友や家族、犬などたくさんの人たちと離れて地球の反対側で生活するなんて思ってもいなかったし、まず、自分が住んでいる日本を離れたくありませんでした。しかし、私は勇気をふりしぼり、この学校への入学を決めました。そして今ではこの学校に入って本当に良かったと心から思っています。
理由はたくさんありますが、やはり英国の地で英語を学べているということです。私は中学1年生まで英語に触れたことがなく、小学校では1ヶ月に1回ほどの英会話授業しかありませんでした。それなのに今では、英語の授業で町に出て英国人の方々にインタビューをしています。1時間で25人をこえる方々の意見を聞くことも出来ました。思ったより英国人の方々は親切で本当に優しくて、私の気持ちを分かってくれます。長い間話に付き合ってくれることもありました。
他にも、中学1年生の夏休み最初の1週間、英語が何もわからないまま、学校がアレンジしてくれたホストファミリーのところでホームステイをしました。行く前は不安ばかりで、とても戸惑っていましたが、2日、3日と経つにつれてホームステイ先の方々も私が言いたいことを分かってくれるようになりました。いろんな所へ連れて行って下さったりしてとても楽しかったです。
このように、全く英語が分からなかった私が、この学校へ来て、英国人の方々ともなんとか話せるようになりました。週に10時間以上も英国人の授業があり、その上英検も取ることが出来たので、英語に自信が持てるようになりました。
イギリスに来る前はこの国についてほとんど知らなかったのに、たくさんのイギリス人の方々と話して「この国の人たちは本当に優しいんだな」と思いました。そしてイギリスが大好きになりました。
(中学部2年生 女子)