立教英国学院の3学期が9日に終業し、いよいよイギリス現地の学校へ、一週間の短期留学体験が始まりました。順調に行われているこプロジェクト、夏と初春に行っています。3月実施ぶんは今まで一校のみでしたが、今年から3校に。生徒たちに経験の機会が更に広がっています。
さてその3校は、高2生はCollyer’s college、The Forest Schoolへは中3・高1男子が、今回初めてのWeald community schoolへは中3・高1女子が参加しています。中3〜高2まで合計17名の男女生徒が今日から通学を始め、協力校の生徒とバディを組んで、授業や交流など様々な体験をスタートさせました。フォレスト・スクールに行った中3生は、「疲れた…」と言いつつ、元気に帰ってき、数学はこうだった、授業中こんなことがあった、学校にはハウス制があって…などと今日あったことを生き生きとはなしてくれました。
【 The Forest School 第1日目 】
短期留学一日目、初めての留学だったので、朝は緊張していたが、学校が始まるとその緊張は徐々に解けていっ た。フレンドリーに話しかけてくれる The Forest School の生徒たちがいたからだ。授業はわかるところ分からないところあったが、気が付くと授業が終わっていて、一つ一つの授 業はすごく早く感じた。けれども、一日を振り返るとすごく長い一日だった。
はじめに驚いたのは、The Forest School での、イギリスの授業の様子だった。みんなが、前を向いているのではなく、机がくっついていて、一人一人が違う方向を向いて座っているのだ。これでは白板が見えない、そう思っていると先生は白板をほとんど使わず、Smart board を 使ったり、口頭で話すだけの授業を行っていた。日本みたいに白板に書かれたことを書くの ではなく、自分で重要だと思うところを取捨選択してまとめていかなければならない。さらに頭を使う授業だと思った。また、日本とイギリスでは各教科、着目してるところが 全然違うと感じた。数学に大きな変化はないが、例えば歴史ならば、○○時代といった 風に進めるのではなく、”犯罪と刑罰”のようなあるポイントに着目して授業が進んでい った。
今日1日で強く感じたことは、イギリス人はフレンドリーだということだ。バディーというわけではないのに、名前を聞いてくれたり、握手をしてくれたり、話してくれる人がいたりして話しやすい人がた くさんいた。しかし、バディーとはあまり多くは話せていないので、明日からもっと交流を深め、たくさん会話をしていきたい。
中三 男子