Bye guys, hello sir.

Bye guys, hello sir.

 今回のアウティングは真面目に僕の立教生活史上一番充実していました。『レ・ミゼラブル』ももちろん素晴らしかったのですが、個人的に語りたいのは班行動の時間で回ったロンドンの店の数々でした。今回は班にオシャレ大魔王の友達がいたので、色々なロンドンのファッションに関連する店に入りました。聞いたことのあるブランド店も聞いたことのないブランド店も、解説付きで回って、ナショナルギャラリーよりもギャラリーを回ってる感の強い自由時間でした。普段僕はまったく自分の身なりに対するこだわりがなく、ロンドンに行ってもショッピングすることがほとんど無かったので、今回のアウティングで訪れたロンドンは何度も行ったはずのロンドンなのに初めて見る世界のようでした。その友達がおすすめする服を色々見て回って、革のジャケット?みたいなのを買いました。結局僕は一着しか服を買いませんでしたが、なんというか着てみると最初はこっ恥ずかしい感じがしてたんですが、意外と楽しいというか、オシャレの楽しさの一端を人生で初めて感じた気がしました。この友達に感謝です。

 前からかっこいい服とか、かわいい服とか、写真で見たりするのは好きだったんですが、そういうのはかっこいい人が着れば良いのであって、自分で着る必要はないなと思っていたんですが、ちょっとだけそういう「不必要なもの」を買うのも自分の人生のちょっとした楽しさというかモチベ?につながるなと思い、オシャレって自分のためにするもので、自分の人生を豊かにするものでもあるんだなと感じました。でもよく考えると音楽とかも別に自分でやる必要ないけど、やってみて初めて楽しさが分かるというか、最近あったバンド練習でも思いましたが、その人が本当に好きなものの話を聞いて、一緒にやってみたりするってとても素敵なことだなと思いました。なんか今更なのですが、「青春とかさむいしくさい」と枠の外から見てるつもりだったんですが、最近、「さむくてくさいのも悪くないな」と思えるように慣れてきました。個人的には、また少し視野が広がったかな?と思っています。アウティング楽しかった!
(タイトルはブランド店の店員さんが言ってたセリフです)
(高等部2年生 男子)