昨年は訪れる人もなく、ひっそりと咲いていたであろうブルーベル。今年は立教生の帰りを待っていたかのごとく咲き誇っていました。日差しにも恵まれた4月下旬、各学年で時間を作り、ブルーベル散策を行いました。感染症予防のため制限の多い日々の中にこうした息抜きの時間があることは生徒にとっても教員にとっても幸福だったようです。
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ギルフォードロードを右に曲がり校門が見えた瞬間に、立教に帰って来たんだという実感が湧きました。陸トラ、サッカーフィールドやニューホールなどすべてが懐かしくて少し感動してしまいました。校内に黄色い線が引かれていたり、バブル別での行動や、食事の席でのルールなど変わっていることが多すぎて、最初の方は新入生のような感覚で過ごしていました。実際に半分以上の学年の人と会ったことがなかったので、馴染めるか少し心配な部分はありましたが、みんな優しく気軽に話しかけてくれたのでその部分は良かったです。1週間経って、立教での生活にだんだん馴れてはきましたが、少し違和感を感じるようになってきました。少し考えてみたところ、朝の礼拝、ラジオ体操や食前などの鐘などがあったことを思い出しました。そこで改めて、毎日の習慣などを普通にできることがどれだけ恵まれていて幸せなことだと言うことに気づくことができました。
これから隔離期間が終わり、それと同時に本格的に授業が始まっていくと思いますが、こうして学校に来て自分の教室で先生やクラスメイトたちと対面で授業をできることに感謝をしながら立教での生活を過ごしていきたいと思います
(高等部2年 男子)