「限界を超える」

「限界を超える」

この言葉、何度か聞いたことがありますよね?でも、限界って超えられないから限界なんじゃないの?って皆さんは思うのではないでしょうか。
「限界を超える」限界なんて言うのは大げさかもしれません。でも思えばなにげに限界を超えたのかなって思う瞬間が立教での朝にありました。

入寮前、一日のスケジュールを確認すると、朝起きてから外に出るまで約15分! 絶対に足りないだろうと思っていました。案の定自分の中では急いでいてもベットメイクやサイドボードの片付け、ときにはネクタイを結んだままドミトリーを出ることもありました。そして、シーツはがしの日。普段まともにできていないのにプラスしてシーツをはがしてたたんで運ぶとか、100パーセント無理だろうと思っていました。でも、朝起きて今日は早くしないと、そう思って急いで準備をしているとなぜかすべて終わってから時間に余裕がありました。ここでさっきの言葉の登場です。超える、というよりは限界だと思っていたところは限界ではない、のほうが正しいと思います。

生きている中で、思い返してみると意外とこのように思うことがあると思います。例えば、スポーツでの場面。自分の体力の限界や、精神力の限界という壁があると思います。でも、ちょっとした気持ちの持ちようや発想を変えるだけで突破できることもあります。だから、自分はここまでだって勝手に決めつけないで頑張っていけば、もっと上を目指せるということです。
この教訓はこれから生きていく人生でとても大事なことだと思うので、しっかり頭に焼き付けて、何をするにも最初から決めつけないで全力で取り組めたらいいなと思います。

(中学部 女子)