初めての病院

初めての病院

私は今回のハーフタイム中、GuildfordにあるRoyal Surry County Hospitalに行きました。実は、私が病院に行った日はちょうどエリザベス女王の即位70周年のお祝い「Platinum Jubilee」があったため、どこの病院も空いていませんでした。そんな中、近くの病院で救急があるところがこの病院だったのです。初めてイギリスの病院に行くので私はとても緊張していました。当たり前ですが、立教英国学院の外はほとんどの人が英語で話をしています。なので、自分がきちんと相手の英語を理解して、返答することができるかとても不安でした。

 私達はまず病院についてから、病院のスタッフさんの質問にいくつか答えてから問診票を書いて順番を待っていました。私達が診察されるまでになんと3回も呼ばれました。最初に呼ばれた時は、その時の体温や血圧を測ったり、その時の体調について調べてもらいました。2回目に呼ばれたのは、病院に来た目的と現在の症状についての質問でした。そして3回目に呼ばれたのは、採血をするためでした。実は、採血をされたあとに待合室に戻ってからしばらくしてから倒れてしまいました。多分ですが、採血をされたあとに倒れてしまったので、採血によって貧血を起こしてしまったのだと思います。倒れたあと、気づいたら周りに2、3人の病院の方が来て私の血圧を測ったり、体温を測ったり、車椅子に乗せてもらいベッドに移動して、点滴をしてもらいました。また、点滴をしながらX線写真を撮ったり、寝たりしました。その日は、一応大事を取って入院することになりました。病院内を歩いてベッドに移動してとりあえず寝ることにしました。すると、朝4時ぐらいに病院の人に起こされてベッドごと移動する事になりました。移動した先は、5人部屋に一人の老婦人がいる部屋でした。

窓側のベッドになったので、朝から陽の光を浴びて起きました。これはきっとイギリスの病院だけだと思いますが、入院している人たちに紅茶を配っていました。私も飲んでみましたがとても美味しかったです。朝ごはんはコーンフレークとヨーグルトとりんごジュースという、立教英国学院とそこまで変わりませんでした。お昼ごはんはギリギリのところでお迎えが来たので食べられませんでしたが、メニューを見てみるとまるでレストランにいるかのようなメニューがたくさんありました。
私は今までイギリスの病院に1度も行ったことがなかったので、今回初めて行ってみて驚いたことがたくさんありました。こんな貴重な体験ができるのはこの学校にいるからなんだと思います。だから、この学校の素晴らしいところを改めて感じたハーフタームでした。
(高等部2年生 女子)