僕は来学期からついに中三になります。もう中三になるんだという思いです。学校にいると早く日本に戻りたいなと思い、年月が長く感じられます。日本にいると早く学校で友達と楽しく過ごしたいと思います。不思議です。
思い返してみると、学校に行くために日本から遠くイギリスまで飛行機で行き、親と離れていきなり知らない子と寮生活。寝る前はホームシックで先生にも中々相談できず、いつも布団にくるまり泣きそうにもなりました。そして気付けば朝になり学校生活が始まります。日本にいた自分は、いつも親に泣きついたり頼ったりしていました。大の甘えん坊でした。親は自分のいる場所と真逆の場所にいて、考えるだけで泣き叫びそうになりました。ですが泣いても親は来ません。いくら悲しくても耐えなくてはならないのです。
親も、自分の息子・娘が誰よりも心配なはずです。だから僕は考えました。まずはなるべく親の事を深く考えず、友達と話す事を優先しました。勉強も大事ですが、なるべくストレスを感じないように努めました。それから三週間ぐらい経つと、友達や先生が家族のように感じられ、学校が家のように思えたのです。1番のストレスの発散はやっぱり、同じ場所や時間を共に過ごす友達との会話です。自分の家族の話や、今一番食べたい日本食などのことをたくさん話しました。日本や家族が寂しいのは自分だけでは無いことが心に落ち着きを与えてくれました。
中一の思い出に比べて、中二の思い出はコロナのせいでオンライン授業になったため、とても少なかったです。家族と一緒に日本で過ごせるのはとても良かったのですが、パソコンとずっと目を合わせながら、課題をしたりオンライン授業を受けるのがとても苦痛でした。これから学校生活が再開するので、とても楽しみです。
学校に帰った後も感染リスクを避けるため、いつもみたいに友達と騒いだり大きな笑い声も出せなくなると思います。でも感染対策を守りながら友達と生活するのはとても楽しいです。一緒に生活していると知らない間に友情が深まります。僕は、これからもお世話になる友達に感謝し続けます。
そしてこれから迎える新入生もきっと同じように最初は思うはずなので、気配りしながら、楽しく過ごせたらと思います。
新入生の皆さん宜しくお願いします!
(中学部3年 男子)