早くも高校一年生の三学期に入りおよそ一ヶ月が経過した。毎学期ごとに行われるアウティングは今学期も開催されるか不安だったが、無事に高1はブルーウォーターとリーズ城に向かった。リーズ城はイギリスの南東部に位置する857年に建造された歴史ある建物で、1000年以上の歴史がある。リーズ城の周辺は自然をいかした公園のようになっており、日本ではなかなか見られない白鳥や孔雀が生息している。リーズ城の中は思った以上に豪華で、数百年前の王族らがここで暮らしていたのだと思うと不思議な気持ちになった。城の中にはたくさんの絵画が飾られており、私にはその価値が分からなかったが、とても貴重であるということは理解していた。また、今回は班にわかれての自由行動があったので近くの公園のような場所へも向かった。そこには色々な遊具や迷路があり、そこで友人らと童心に帰って遊んだ。高校生にもなり恥ずかしいがかなり楽しく、童心を思い出すという意味でも行った甲斐があった。その後はブルーウォーターで買い物やグルメを楽しんだ。イギリスの店の日本食なのであまり期待はしていなかったが、かなり種類がありクオリティも高かった。現地の人達も日本食を買っており、日本食が比較的ポピュラーな文化として根付いてるのだと気付き驚いた。今回のアウティングは楽しく色々な経験ができたが、1つ後悔として残るのがもう少しイギリスの歴史を学んでおけば良かったということだ。リーズ城に飾られている絵も、歴史を知っていればもっと面白いものになっていただろうし、日本の城との違いというのにももっと気付いたはずだ。これからは現地に向かう前に現地の歴史を学んでいこうと思う。
(高等部1年 男子)