猛威を振るうコロナウイルスにより、世界では今190以上の国・地域で学校が封鎖され、15億人以上の生徒に影響が出ており、オンライン授業実施の動きが見られるという記事を読みました。予想しなかった事が起こっている中、私は高校3年生を無事迎えることができました。
高校3年生、それは大事な節目の年です。この節目の年ではより自分のことを知ることが大切だと思います。なぜなら大学で学ぶということ、どこかに就職するということは、より細かな領域に入っていくということを指しているからです。自分が何をできて、何をできないのか、何をやりたいのか、いまやりたいことを達成するためには何が必要なのか、これを見極めるというのはとても難しいことです。今まで家族や先生が様々な道を指し示してくれました。ですが、私は毎度毎度、変に意地を張り素直に聞き入れるということをなかなかしませんでした。せっかくもらったアドバイスを理解するだけの力、生かすことのできる力をつけたいです。
今まで、私は人に自分の知らないこと、不安なことを相談するのはとても恥ずかしいと思っていました。たとえ自分の心の中にトライしてみたいと思うことがあっても無視する自分。そんなに高度なことが私に出来るわけないと決めつけた自分。
『心の中でいくら何かを疑問に思っても、曖昧なままにしていたらこれ以上の成長は見込めないのではないか。』とふと思いました。
私は、悩みや不安ををオンラインで繋がってくださっている先生方、家族に相談をしたいです。こうすることで、悩み不安を曖昧なままにはしません。
先生方、両親が整えてくれたオンラインで授業を受けることができるという環境に感謝を忘れず、素直に聞き入れ学ぶという姿勢で様々なことに取り組みたいです。赤ネクタイをつけ、みんなで学校に集まれる日が来ることを願います。
(高等部3年生 女子)