1月20日に行われたUCLの見学。私はこれをすごく楽しみにしていました。先学期にサセックス大学に行ってみて、すごく大学に憧れ、それが今の私のモチベーションになりました。今回もUCLに行ってみてたくさんのことを学びました。特に印象深かったのは、そこで出会った学生の方たちです。UCL全体で日本人の学生は150人ほどいるとのお話がありましたが、私は今回5人の日本人の学生に出会いました。3人は質疑応答やキャンパスツアーをしてくださった方々で、2人は食堂でたまたま出会った方々です。
様々な質問をしてみて、まず私に必要なのは英語力だということを強く思いました。大学に限らず、海外の大学を志すならば、今の何倍もの英語力が必要だと考えました。授業のためにももちろんですが、海外の大学に入ると、いろんな地域、環境から来た人がいて、自分の視野を広げられることが魅力だと考えていました。そのためには、自分の専門分野の英語だけでなく、もっと広く深く英語を学ぶ必要があると考えました。
また、単に英語力だけでなく思考力も大きな鍵となるということを実感させられました。事実や、大多数の意見ではなく、自分の個人的な意見を考えて表現することが必要だと思いました。私は、最近になって自分は決断が苦手だと認識し、自分の意見をはっきりと表明することがあまりなかったのだと気が付きました。自分がどう思っているのか自分でもよくわからない、出した答えが自分の決断なのかわからないということがよくあります。これから、思考力を養うように意識する必要があると考えました。
私は今回見つかった課題に対して取り組む必要があります。英語力に関しては、これからは自分の注力する分野を分類して、英語に割く時間を増やしていこうと思います。夏休みのプログラムや、留学に参加できる英語力を持つことが今の目標です。思考力に関しては、人との関わりを増やしていくことで改善させることができると考えました。これまで人と話すことが苦手で避けてきたということが自分の思考力の低さの一因だと考えられます。冬休みに、車椅子バスケの大会に行ってみて、新しい世界に触れることの重要さを実感できました。新しい視点や発見があったので、その分考えさせられることがとても多かったです。
だから、今いる学校の友達などもそうですが、特にこれまで自分が関わってこなかった世界に飛び込むことでたくさん考え、思考力を鍛えることができるのではないかと考えました。
今回のUCL見学で自分の課題が見つかったので、それらについて自分をもっと成長させられるように励みたいと思いました。
(高等部1年女子)