中学部3年アウティング作文(海を見て思ったこと)

中学部3年アウティング作文(海を見て思ったこと)

海を見ると誰でも自然と夏のことを思い浮かべると思う。

なぜ人は何かを見ると季節、人などの思い出に関連付けるのかと常に考える。いわゆるデジャヴュ ――過去に体験したことのない、初体験のことでもかつて同じようなことを体験したことがあるような感覚に包まれること―― はなぜ起きるのか。過去の経験を思い出させる何かがある時、どんなに悲しいことでも少しは嬉しくなれるのはなぜか?と考えると、結構人間は単純なのかなと思う。

人は悲しいことがあれば自分なりの解決法を見つけ、調子をとり戻してまた嬉しいことが続く・・・など、色々同じことが何回も繰り返すことが人生なのかなと考え始めた。

アウティングで行った海は色々と新しいことを考えるチャンスだったと思う。帰りのバスで色々考える時間があって、貴重な体験になった。
(中学部3年生 女子)