高校生になって③

高校生になって③

 私は最初、この学校に来て中学からいる生徒がたくさんいることに正直びっくりしました。びっくりしたと同時に少し不安にもなりました。もとからいる人たちの間に入れるかが不安でした。しかし相手側から私に積極的に話しかけてきてくれて私はとても救われました。寮生活において友達というのはとても大切なものです。これ…
高校生になって②

高校生になって②

 高校生に、そして立教英国学院の生徒になったばかりの私には不安なことがたくさんあります。  1つ目は、家族と離れて過ごすことです。今まで学校行事などで数日間家族と離れていたことはありましたが、3ヶ月もの間離れて生活するのは初めてなのでとても不安です。入学から数日経ちましたが、初日から家族に会い…
高校生になって①

高校生になって①

 この春、義務教育が終わった。それと同時に僕は高校に上がった。これは当たり前のように思えているがそうではない。義務教育が終わったということは同じ15歳でも今社会に出て働いている人たちもいるということだ。僕だって働くこともできた、しかし自分で高校に進学を決めたということは今までみたいにしてはいけないと…
節目

節目

 「初めて生徒を愛したよ。」そんな感動的な、元担任の先生の言葉で私の短いようで短かった中学校生活は幕を閉じた。  春休みに入り、クラスメイトと会わなくなると、あのキラキラで充実した毎日は夢だったのではないかと、何度も友達の写った写真を見返していた。  そんな未練タラタラの私には、4月から…
H2アウティング(その2)

H2アウティング(その2)

今回のアウティングは、人の優しさを体験したアウティングになりました。 今回一緒に行動した人たちは、高1のときにはあまり接点がなかった人たちでした。それでも、高2になり、同じクラス、同じドミになったりと接点が多く、仲が深まった人たちでもありました。実を言うと、最初は少し不安もありました。ですが、今で…
写真だって感情は撮れない

写真だって感情は撮れない

 僕は甘党だ。クラスで一番じゃないかってぐらい。なのにアフタヌーンティーのケーキを全て食べきれなかった。毎日アイスを三本は食べてる僕が、ケーキを食べきることができなかった。これは甘党としてあるまじきことだ。でもそんなことよりももっと悲しい事があった。それはアフタヌーンティーのあとに起こった。 …
空から見る巨大なキャンパス

空から見る巨大なキャンパス

 天空から見下ろすブライトンの町並みはとても綺麗であった。昔の趣を残して均一に並んでいる茶色の建物たちや、その中に差し色のようにゆったりと動く赤色の二階建てのバス。そして、その町並みの向こう側には太陽に照らされている海。 地上から見たときはカラフルな看板や何語かわからない名前の店などが目立っていて…
英語を習うということ

英語を習うということ

 今回のアウティングでは意外にも、ホーシャムが一番印象的でした。なぜなら色々な出来事が僕の班の中で起きたからです。  僕はホーシャムに対して異常と言っていいほど土地勘を持っていて、それは小5から幾度となくホームステイや学校の授業などでこの町を訪れていたからです。着いた瞬間、まっさきに僕達の班は…
H2アウティング(その1)

H2アウティング(その1)

 今回のアウティングはウィンチェスターとサウスハンプトンに行きました。ウィンチェスターは歴史の深い街であるという話はアウティングに出発する前から聞いていました。実際街に出てブラブラと歩いていると至るところに教会を見つけたり城壁を見つけたりとどこをとっても歴史を感じる町だと実感しました。個人的に印象に…
小さくて大きな出来事

小さくて大きな出来事

 今学期のアウティングはブライトンに小・中学生みんなで行きました。最初にブライトンのi360に乗りました。私は高所恐怖症ですが、ジェットコースターとかは平気な方だと思います。登るときは怖くてもスピードが出るとその怖さも忘れるぐらいですが、観覧車などはいつどこで落ちるのか怖くなって、自分からは進んで絶…