中学部3年アウティング作文(イギリスの街)

中学部3年アウティング作文(イギリスの街)

「イギリスの街」という言葉ほど私を心躍らせる単語はないと私は自覚している。石畳の道、美しく細工が施された教会… 私は昔からその風景が大好きであった、とともに、憧れてもいたのである。 アウティングという名の遠足において、最も目を奪われたのはある教会のステンドグラスであった。その繊細な模様だけでな…
高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その10)

高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その10)

 私の立教生活最初のアウティングの行き先はケンブリッジでした。私はケンブリッジに行ったことが一度もなかったので、この日をとても楽しみにしていました。 私のケンブリッジの第一印象は、イギリスらしい、でした。古いけれども美しい建物が立ち並び、川岸には柳が植えられていて、少し肌寒かったです。キャンパ…
中学部3年アウティング作文(楽しみと虚しさ)

中学部3年アウティング作文(楽しみと虚しさ)

 アウティング当日、10月1日は私の立教での約一年間の隔離生活から開放される日でもあった。お昼の中華料理店で食べるメニューを何回も友達と確認したり、前日に着る服を見せ合ったり、当日、使うお金がジップロックで梱包されたのを見た時にはなんだか大旅行のようにも思えてきた。結局行くのは学校から小一時間の場所…
中学部3年アウティング作文(刻む)

中学部3年アウティング作文(刻む)

もう前回のアウティングからどのくらい経ったのかわからない。そんな中、今学期はアランデル城に行った。久しぶりのアウティングはとてもリフレッシュができた気がしたし、クラスの仲の良さを改めて感じた。 なんだかアウティング前日は、妙にソワソワしていた自分がいた気がする。どうしてかは正確にはわからないけ…
高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その9)

高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その9)

 初めてのOutingは困難の連続でした。長い時間をかけて移動したり、雨が降ったり止んだりと簡単ではない状況でした。でもそこから臨機応変に行動することを学んだこともありました。例えばボートに乗ったときに、漕いでくれる人が棒を落としてしまいました。その時に漕いでる人と英語で連携を取りながら拾い上げるこ…
中学部3年アウティング作文(人生楽しんだもの勝ち)

中学部3年アウティング作文(人生楽しんだもの勝ち)

10月1日は、立教生活最後のアウティングの日でした。目的地は、アランデル城とリトルハンプトン。最初にこの事を聞いた時、私はとても驚きました。なぜなら、過去にアウティングやホームステイで、どちらも訪れたことがあったからです。行き先が被るという経験が初めてだったので、聞いたときはあまり乗り気ではありませ…
中学部3年アウティング作文(アウティングの本当の意義)

中学部3年アウティング作文(アウティングの本当の意義)

 今回のアウティングで自分が何について楽しんでいたのか、また何を思っていたのかに着目して文章を書いてみました。  アウティングで、観光したお城や教会の中を見て回ることはもちろん楽しいのですが、それだけではあの時ほどの満足感は得られません。一人で観光しても新たな経験や知識、思い出が心に刻まれてそ…
高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その8)

高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その8)

 アウティングは10月1日。そう先生から言われて時の流れの早さに驚くとともに、立教生活始めてのアウティングはどんなものかなととても楽しみにしていた。しかしあいにく降水確率は100%。一番楽しみであったパンティングができるかどうか心配であった。  アウティング当日。朝起きると、こんなのは初めてと…
高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その7)

高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その7)

 今回は私にとって立教英国学院に来てから初めてのアウティングでした。久しぶりに外に出れるという嬉しい思いもありましたが、何より英語で話さなくてはならない世界に行かなくてはならないというすごく不安な気持ちもありました。実際にバスに乗って行った最初のサービスエリアでは注文するのがすごく不安で友達に着いて…
高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その6)

高等部1年アウティング作文(ケンブリッジ大学)(その6)

「今日雨降らないといいね…」一面に雲が広がった空の下で、そんな会話と共に立教の門をバスが通り抜けた。今までずっと立教の中で暮らしてきて、アウティングに行くんだと言われてもあまり実感が湧かないまま出発し、まるで小学生の遠足のように友達と話しているうちにあっという間にお昼になった。  ショッピング…